昨日、主人が一日お休みを取ったので、朝から一緒にお出かけ。


前の日とは打って変わって、爽やかな青空が広がり。


こんな飛行機雲をあちこちで見かけました。



近くのナーサリー(園芸店)のカフェでゆっくり一息付いて。


まだここのカフェはオープンして数ヶ月のためか、お客は私たちだけ。


すぐ近くの大型ガーデンセンターのカフェにはたくさん人が溢れているはず。でも居心地は大してよくなく。。。


こんなところにイギリス人のコンサバなところがみえなくもないなと思いました。


私達はチェーン店や大型店よりも個人経営のお店の方がカフェにしてもナーサリーにしても好きです。


個人的な繋がり、それを感じるサービスを受けることが出来るのは個人店(この国だけに質は色々とありますので、質のいい所に行くとという意味で)の方なので。


カフェの後は久しぶりにCheam(チーム)という村まで出かけました。


我が家から車でそう遠くない場所にあり、数ヶ月前までは週末にはよく行っていたのですが。。。。


夏にイタリアンデリの個人経営のカフェを見つけて以来、しばらく行っていませんでした。


いいお天気だったので、CheamにあるNonsuch Park(ノンサッチ・パーク)→ をお散歩しようと思っていました。


ところが、主人がうっかりして、ハイストリートからかなり離れた場所に車を停めてしまったので、急遽予定を変更。


でもそのお陰で、Cheamの住宅街をゆっくりと見ることが出来ました。


私達が通った通りは大きな邸宅が立ち並ぶ通り。


それぞれの家を見比べて、年代、庭、スタイル等をチェックして。


この通りは1920年代に建てられた家がほとんど。他は1960年代に建てられたもの、もう少し新しい家などもチラホラ。


そして村の雰囲気がまだ残っているハイストリートへ。


ここで主人が個人店のスポーツ店でスポーツシューズを見たいと言い出しました。


通勤に使っている皮のビジネスシューズが1年も持たないので(運動がてらに行きも帰りも一駅分歩いているのもあって)、通勤の時には濃い目の色のスポーツシューズにして、オフィスに着いて皮靴に履き替えようかという考えがあってのこと。


主人は背も高いので(といってもこの国では珍しくない高さ)、その分足のサイズも大きく、その上、足幅が狭いときているので、なかなか靴探しには苦労します。


幸いなことに、ハイストリートのスポーツ店のご主人がとても感じがよく、濃い目の色の、そして主人の足のサイズという幾つかの限定がありながら、ストックを隅から隅まで捜してくれて、何足も靴を出してくれました。


かなり長い時間、お店にいた間、何人も常連と思われるお客さんが入ってきました。


その度にご主人は侘びを言いながら、主人から離れて、来られたお客さんの対応をするのですが、その対応振りにも好感を持ちました。


お客さんが相談を持ちかけるのに丁寧に答えて、親身になって、アドバイスをしている様子。


商品についての知識もさることながら、そのサービス精神振りにも驚きました。


イギリスでもこんな所がまだあるの?と(苦笑)。


かなりの数の靴を主人は試させてもらった末、やっとこれぞという一足が見付かって。


一連のやり取りを見ている内に私も普段履きが出来る(洋服にも合う濃い目の色の)シューズを買おうかと思い立ちました。


そしてご主人に尋ねて、何足か履かせてもらいました。


最初はウォーキングシューズに近いスニーカーを履かせて貰ったのですが、悪くはないのですが、どうも。。。


するとご主人が「この靴はものすごく人気があって、履き心地も抜群だし、色もいいし」と実は私が気になっていたターコイズブルーに近い、鮮やかな色のスポーツシューズを指差しました。


「試しに履いてみますか?」と聞かれて、履いてみると。。。


こんなに履き心地がいい靴、足にピタリと吸い付くような感覚のシューズは今まで履いたことがなく。


文句無しに「これいいなあ」とすぐに思いましたが。。。。


値段がその分お高く。。。。


これからブーツを買い直すことも考えていたので、ここで無駄使いはしたくなく。。。


散々迷いに迷った挙げ句、ご主人が次に出してきてくれたのが、このブルーのスポーツシューズとその前に履いてみたウォーキングシューズ(に近い)の真ん中を取ったようなシューズというのを履いてみると。


これはこれで悪くなく、色も昔から好きなグレーとピンクの組み合わせ。


最終的にはこちらを購入しました。


そして、今日、このシューズを早速履いてみると、驚く程、履き心地がよくて、「足元が軽やか」で、歩くのが楽しくてしょうがないのです。


普段履いている靴(革靴)も履き倒しているので、決して履き心地は悪くないのですが、こういうスポーツ系のシューズはクッションやジェリー等が入ってもいますし、足も中で伸び伸びして、とにかく楽なのです。


主人と出かけるとよく歩くので、いわゆるお洒落な靴とはどんどん縁遠くなっています。


「その靴で歩けるの?」と散々言われたので。。。ヒールのある靴は出番は無しです。


気が付くと着ている洋服もパンツスタイルが多く、何も皮の靴にこだわることなく、今回買ったようなスポーツシューズの方が履き心地もよくて、自分のスタイルにも合っているかも?と思いました。


足元が軽やかだと気持ちまで軽やかになるものですね。