先週の金曜日、髪を切りにロンドンに出ました。

 

その前日から喉が嫌な感じがあって、

予約を入れたのに行けなくなるのは。。。

と心配していましたが、

朝からポカポカ陽気だったので、

風邪を引きかけていましたが、

出かけてきました。

 

10月に入ったというのに、

本当に暖かい一日で、

太陽の光で体も温まって、気分も上がりました。

 

 

 

髪を切ってもらう前に行くのは近くのカフェ。

 

こちらのカフェはロンドンに2箇所あり、

私が行くのは東ロンドンのShoreditch(ショーディッチ)店。

 

お店の名前はPAPER & CUP と言います。

 

店構えも中もとても可愛らしく、

ドアのブルーがアクセントになっています。

 

カフェは2012年に地元のチャリティーの

SCTが運営をスタートしたカフェと本のお店。

 

お店の中の本棚に本がぎっしり並んでいて、

自由に読むことができます。

 

このカフェの運営によって、

何らかの中毒(ドラッグ、アルコール等)から

回復しようとしている人達や、

長期間に渡って失業状態にある人達を

サポートしているそう。

 

そういう状態にある人達に楽しく、安全で、

成長と学ぶことの出来る、

こちらのカフェで働くチャンスを与えることで、

彼らの変化を助けるのを目的としているとのこと。

 

お店の食べ物、商品の売り上げは全て

その目的のために使われるそうです。

 

働いているスタッフはいつも感じがよく、

リラックスして、楽しそうに働いている姿が

印象的で、居心地がいいです。

 

こういうのがイギリスっぽくていいなあと思います。

 

いわゆる社会からドロップアウトしたと言われる人達の場合にも、

こういう受け皿があるところ。

 

それもガチガチとした規律だったり、

堅さのない、リラックスした、

安全な環境で、人とのコミュニケーションがある場所。

 

懐の深さを感じます。

 

 

 

イギリスに住んでいると

日々の生活で色々なサービスが機能しないという

イライラを感じることはあります。

 

でも人に対する許容範囲も

その分大きいような感じもします。