日本では秋明菊、こちらではジャパニーズ・アネモネ(古くは中国から入ってきて、野生化したと言われているようですが)と呼ばれるが、夏の終わりから秋にかけて咲きます。


たくさん種類がありますが、ジャパニーズ・アネモネと呼ばれる種類がイギリスではお馴染みで、あちこちで見かけます。


昨年、3種類の秋明菊を購入し、花壇に植えたものが今年も花を咲かせ始めたもの、蕾がまだ開いていないものとありますが、楽しみです。


白い秋名菊、ダブル咲きで、Geante des Blanches という品種。




こちらは花壇に植えたものではなく、今週、朝、出かけに玄関から出るとすぐにピンクの花が目に入り、「あら?」と気が付いたのが、玄関脇に咲いていた小さな秋名菊。


嬉しい驚きでした。



「郊外暮らしも3年」シリーズの続きです。

(3年前、今の家に引っ越すきっかけ、経緯を振り返っています)


今の家を購入するに当たって、当時色々な思い、迷いがあったのは覚えていますが、時が経つと忘れてしまうものですね。


お友達に宛てたメール(引越しが済んで、数週間後の)にはその時悩んだことはサラリとだけ触れて「結婚と同じで、住いのこと、家を買うのも勢いが必要ですね」なんて書いているのには、笑ってしまいました。


そして、そのメールには


今まで郊外に住んだことが人生で一度もないので、不思議な感じがしています。


時期が合えば(数年前だったら考えもしなかったと思います)、大きな変化にも対応できるものだなあと、ちょっと状況を面白がっています。


と書いていたのも懐かしく読み返しました。


バタバタが引越し前から、そしてその後も続いて、色々な問題もあったにも関わらず、そんなふうに捉えることができたのは、主人の家族が側にいてくれて、実用面から精神面に渡って、とてつもなく大きなサポートがあったことを改めて思いました。


バタバタの理由は幾つもありますが、何とその年は7月と8月にホリデーが続いていたことも挙げられます。


7月の初めに私の仕事の契約が切れるからと、7月の中旬から1週間のホリデー(国内の田舎)をお義母さん、二人の義妹が随分前に予約を入れてくれていました。(私の都合に合わせて、7月の最初に入れる予定をずらしてくれていた)


そして、一番下の義妹からの熱いリクエストで、彼女の家族達とのDorset(ドーセット)のシーサイドホリデーも控えていました。


その数年前にも同じ場所に義妹家族とはホリデーを取った事があり、いわば私と主人は彼女達の二人の自閉症の息子達のベビーシッターも兼ねたホリデーでした。


本当はこんなにホリデーを続けて入れるつもりはなかったものの。。。義妹のリクエストで、大変なのも分かってもいましたので。


でも、そもそも、ホリデーのことを決めた時点では、その後フラットを出なくてはならないことだったり、私の仕事の契約期間が延びるということは全く想定外のことでした。


この8月のホリデーは全て上手くいけば引越しから1週間後の日からでしたが、家の購入の手続きが済んだ日とそのホリデーが始る日が重なり、ホリデーに出発したのはそれから遅れること2日後のことでした。


この週末は、月曜日がお休みのBank Holiday の週末です(毎年、8月の最終の週の月曜日がお休みになります)。


3年前のBank Holidayの週末の前の週末、そう、ちょうど今頃、ホリデー先のDorsetに発ったのですが、場所柄もまた最後の長い休みを楽しもうとドッと人が繰り出している時で、とてつもなく着くのに時間がかかりました。


さすがに引越しの疲れも溜まっていて、着いた日はお腹がすきすぎていたはずなのに、食べ始めると具合が悪くなって、食べられず。。。


すぐに部屋に一人で戻って、休んだのを覚えています。