先週の金曜日が義弟の一番下の娘の9歳の誕生日で、翌日の土曜日の朝、義弟宅で、姪っ子の誕生日のお祝いを家族が集まってしました。


お天気が良かったので、庭のテーブルの周りに腰掛けて、朝の空気を楽しみながら、ゆったりとコーヒーを飲み、ビスケットをつまみながら、皆で話すのは何とも贅沢な時間。


義弟家族のレイクランドテリアはスクスク成長中。木の椅子をガジガジ、甥っ子のボールをガジガジと何でもまだまだかじっている最中です。


一番上の写真はバースデーガールの姪っ子と義妹の下の自閉症の息子(この8月で13歳になる)の甥っ子。


この甥っ子、マッチ、火に異様に興味があり、誕生日の蝋燭消しはこの甥っ子のために何度もやります。


彼も姪っ子に混じって、蝋燭を消しているところです。


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数週間前に久しぶりに日本の銀行に連絡する必要があって、その経験を通して、色々と思うところがありました。


日本のシステムやルールに慣れていたつもりでも。。。


一旦、外に出て、長く海外に住むと驚くことがあります。


イギリスに住んでいて、もちろん地域によって多少の違いがあるかもしれませんので、ロンドンに住んでいてといった方がいいかもしれませんが。。。


自分が外国人ということを意識することがほとんどないということ。


でも。。。日本だとちょっとそれが違う模様。。。


これは主人からも指摘されたのですが、「外国人にとても閉じている」と感じるそう。


彼は私と出会う前に日本を旅行したことがあり、日本の銀行の対応、国際的に使えるキャッシュカードなのにことごとく使用を拒否された経験があり、そういう部分ではいい印象を日本には持っていません。


もちろん、彼は日本では否が応でも自分が外国人ということを常に意識をせざるを得ないことになりました。


10数年前の話だから、それからは改善しているのでは?と私の中ではそれほど気にしていなかったのですが。。。


今回、私が直面した事柄が彼が体験したことを思わせるのと似たような要素を含んでいたため。。。


「ああ、変わっていないんだなあ」と。


グローバル社会と言われているのに、日本はもしかしたらそれからは遅れたところにいるのではないかなあ?と思わされることが色々と。


それに比べて、その点ではイギリスは先を行っているなあと。


分かりやすい例で言えば。。。


イギリスの銀行の問い合わせ先は国内と国外からの電話番号が一緒に必ず表示されていること。


一方、日本の銀行は0120の国内の番号は見つかるのですが、国外からの電話番号というのは見つけるのに一苦労。それも国際的な事柄に関わる部署ででもということ。


これだけでもイギリスの銀行は世界に開いている。でも、日本の銀行は世界に閉じているのだなあというのが一目瞭然。


国外から日本を見ると「国際化」という言葉は氾濫しているものの、本当の意味での「国際化」、世界の中ではかなり遅れを取っているのではないかなあと思わされました。