サルビア・ミクロフィラ(チェリーセイジ)'ホットリップス'は、

植えた時は白が目立っていたのが

だんだん赤が占める割合が増えてきています。

 

お陰さまで、順調に育っています。

 

 

昨日の朝、幾つか幸せな出来事がありました。

 

最初は朝の散歩で通った橋の上で。

 

数ヶ月は姿を見かけていない、

私にとっての「幸せの象徴」の青い鳥、

カワセミを何となく見れそうな感じがして、

立ち止まって、ジッと目を凝らすこと数秒。

 

小さな鳥が川の水面から木の枝に飛び移るのが、

それも青い色がチラリと見えたので、

「ああ、これは間違いなくカワセミ!」と思わず興奮しました。

 

そして、やはり私の予想は当たり、

木の枝に止まった鳥は紛れもなく「カワセミ」でした。

 

私の視線を感じてか、

残念ながら、すぐにまた川の上をスーっと

滑るように飛んでいく後姿を見ただけでしたが、

それだけでも幸せな気分になりました。

 

 

その後、久しぶりに地元の気さくな

ロンドンっ子のオーナーが経営するカフェにフラリと。

 

毎回、同じクオリティーのコーヒーを出すことにこだわりを持ち、

仕事にプライドを持っている、彼が気に入って、時々行くカフェです。

 

最初、行くきっかけになったのは、

カフェの近くの障害のある子供達の学校の生徒

(ティーンの)が週一度働いているという記事を

地元のフリーペーパーで見つけたからでした。

 

我が家は障害のある兄が、

そしてイギリスの義妹の二人の息子達

(甥っ子達)は自閉症なので、

何となく、そういう障害がある人達と関わりがある所は

応援したくなるのです。

 

 

 

コーヒーを作っているオーナーの腕を何の気無しに見ると、

そこには漢字で書かれた刺青が入っているのが見えました。

 

中国語のようで、オーナーに

「日本人だから、読み方は分からないけど、

漢字の意味するところは分かると思うから、当てて見るね」

とそこに書いてあることを読み解くと。。。

 

オーナーは「すごい!その通り」と

感嘆していました。

 

そうとは知らなかったのですが、

それは彼の若くして亡くなったお父様を評した言葉だったので、

彼のその感激ぶりは相当のものでした。

 

彼のお父様の自慢話をちょっと聞いて、

何だか心が温かくなりました。

 

 

 

その後、公園内で瞑想をしようとベンチに座ったものの、

人が通るので、仕方なく、少しボンヤリと座っていることにすると、

何人かから声をかけられました。

 

挨拶の言葉だったり、

一人は英語があまり達者ではない、

外国人の女性(イスラム教圏の装いでした)から話しかけられて、

彼女が言ったことが全て分かったわけではありませんが、

それに答えると、とっても嬉しそうに「ありがとう!いい日をね」と

笑顔を向けてくれました。

 

その後も歩き始めてからも、

何人もに立て続けに「おはよう」と

やたらと声をかけられる日でした。

 

今までイギリスに住んでいて、

ちょっと落ち込むことがあったり、

「この国で本当に暮らしていけるのかなあ?」と

過去に思ったことがあった時、

不思議といつも知らない人達からの温かい挨拶や

言葉をかけてもらう機会があります。

 

この国で、知らない人からもいただく人の温もりに、

何度も助けられています。