先週の金曜日、夫が休みを取っていたので、

1年ぶりに私の一番のお気に入りのナーサリー

(nursery、園芸場、植物の苗木を売っている所)に

遠出してきました。

 

SussexにあるRapkyns Nurseryです。

 

ガーデニングを始めてから色々なナーサリー、

園芸店、ガーデンセンター巡りをしている中で、

昨年、Sussexのとある教会の週一度のマーケットに

ここのナーサリーの奥さんが出店をしていたのが出会いです。

 

とても感じのいい奥さんで、

丁寧な受け答えにいい感触を得ました。

 

また売っている植物の状態が極めてよく、

特によく世話が行き届いているような感じを

直感的に受けて、

ナーサリー自体に興味がわきました。

 

話を聞くとご主人がガーデニングに

並々ならぬ情熱を注いでいるようで、

「ぜひナーサリーにも来てくださいね」と

案内を貰いました。

 

 

それで、昨年6月の終わりに

一度だけナーサリーに足を運びました。

 

ご夫婦お二人で経営しているのですが、

場所がとにかく素晴らしく、

丘に囲まれた、緑豊かな場所です。

 

私達が住むSurreyの田舎の風景とは

地理的に異なるため、

また違う趣きのある景色を

車から眺めるというのも

ここに来る楽しみの一つです。

 

ご主人がガーデニングを

12歳の時に始めたというだけあって、

ガーデニングにかける

揺るぎない情熱が伝わってくるのも魅力です。

 

「何でも聞いてくださいね」ととても親切に

仕事の手を止めて、

ゆっくりと話をしてくれます。

 

私が知っている中では一番親密に
とてもパーソナルな接客をしてくれる所です。

 

 

私達のように話をしながら

買うものを決めていくのを好んでいる

熱心なレギュラーのお客さんが

付いている様子が見受けられました。

 

夏に行くナーサリーはカラフルな花達が溢れて、

楽しくて、気がつくとあっと言う間に時間経っていました。

 

私達が行ったのは午前中で、

ゆっくりと全部の植物を見て回りました。

 

 

そしてランチを近くの村のパブでゆっくり取って、

午後再びナーサリーに戻って、
散々迷って、購入するものを決めて、

ナーサリーを出たのはゆうに

午後の3時半を回っていました。

 

今の時期は毎日夕方から3時間かけての

水やりなのだそうです。

 

ホースで一つ一つの植物に水やりをすると

それだけかかるそうです。

 

その時に一つ一つの植物の状態をチェックできるからと

嬉しそうに語るご主人。

 

夏の今の時期、

陽が高い時よりも陽が低くなった夕方の方が

花の色がもっと鮮やかに見えて美しいと。

 

子供のように始終ニコニコと話されるご主人の様子に、

夢を夢に終わらせず、

夢を形にする強い情熱と意志の継続があってこそ。

 

その生き生きとした姿に今回も刺激を受けました。