昨日叔母が亡くなったことを書きましたが、その後、何人かの方からお悔やみの言葉と共に温かいメッセージをブログのコメント欄、そしてメールもいただき、とてもとても有難く思いました。


お心をかけてくださって、本当にありがとうございました。



昨日はまだ叔母がもうこの世にいないということがにわかには信じられず。。。でした。


でも、ブログを書いたことが現実をそのまま受け止める、味わい尽くすことの助けになったようで、何かが自分の中で溶けて、解放されたように感じました。


その後、叔母は皆が揃うのを待っていたように、すぐに旅立ってしまったことについて考えていました。


そこにいた家族の面々を思い出した時に、ふと、叔母は一人で逝く事が嫌で待っていたというよりは、むしろ最期に立ち会うことができなかったら、そのことをきっと深く悔やむであろうというメンバーが揃っていたのでは?と思いました。


子供の頃からの親友であるお義母さんと義妹達は普段から頻繁に叔母に会いに行っていましたし、叔母の娘が叔母の日常の身の回りのことはやっていました。


そして、ずっと叔母と会えていなかった義弟(最後に会ったのは昨年の暮れか今年の初め)が今回は一緒でした。


実は彼が一番叔母が亡くなった時にショックを受け、そしてまた同時にその場にいれたことを喜んでもいたそうです。


従妹である叔母の娘も義弟が来てくれたことを特別に喜んでいたそうです。


叔母の息子は北ロンドンに住んでいるので、私達のように1時間以内で車で駆けつけられるという距離ではありませんから、間に合わなくても諦めはついたことでしょう。


そう考えると最終的にはそれこそが叔母の望んだ理想的な最期だったのかもしれないと思いました。


身近なところでの死を体験すると、改めて今、ここに、こうやって健康で生きていることの有り難さを思わずにはいられませんでした。



庭のクラリセージが勢いよく伸びています。二年草という言葉通り、昨年種を植えた時は花は付かず、大きな葉っぱと茎だけでしたが、今年は見事に花を咲かせました。


アロマの精油のクラリセージの匂いは昔から好きなので、てっきりその匂いを想像していましたが、それとはまたちょっと違うオイリーなハーブの強い匂いに圧倒されてしまいました。