ガーデニング手始め1は
http://ameblo.jp/tomocreatelife/entry-11760700599.html


ガーデニング手始め2は

http://ameblo.jp/tomocreatelife/entry-11776607855.html



先週の日曜日に、思い立って庭の一番奥のフラワーベッドを掘り起こすことにしました。


前に住んでいた人達が不要なコンクリートや石(恐らく、改築をした時等に出たもののよう)等を置き去りにしたものがたくさん積み重なって捨てられていて。。。(残念ながら、こちらではこういうことがよくあります)


見た目では分からなかったものの、そこだけに何の植物も植えられていなかったので、変だなあと思っていたのですが、掘ってみてすぐその理由が分かりました。


掘ればすぐに硬い大きな石かコンクリートにゴロゴロ当たって、とても何かすぐに植えれる状態でもなく。。。


「これは相当な量あるかも。。。」と今までは途中までやって諦めていたのですが。。。。


せっかく場所があるのにもったいないと思って、一念発起。


コンクリート、石をどんどんどけていくと池の枠組みと思われるプラスチック(水が溜められるように)に行き着き、そこに池があったことが分かりました。


それが判明する前に、池があったことを思わせる出来事が。。。


最初のコンクリートをどかし始めた時に、何となくジーっとその下に重ねてあったコンクリートの表面を見つめると。。。


灰色のコンクリートとすっかり同化している大きなガマ蛙とご対面。


微動だにせず、そこに鎮座する姿は大きいにも関わらず、よくよく目を凝らしてみないと見逃してしまったはずです。


一体どこに入る隙間があったの?という状況だったので、不思議で何だかそのガマ蛙が蛙に姿を変えた自然神のようにも見えてきて。。。ドキリとしました。


危機一髪で、気がついて良かったとホッと胸をなでおろしたものの、ガマ蛙、一向に動かない。。。枝で優しくツンツンとするとようやく「やれやれ」という感じで、ノロノロと動き出し。。。


しばらくジーっと同じ場所にいたものの、やっと「もう自分のいる場所ではない」と分かったのか、慌てて、どこかにいってしまいました。


掘り起こした時に出てくる土はとても水気を含んでいたのは、池の枠組みのプラスチックが残っていたので、底の部分から排水できなかったからだと分かりました。


そして、そういう場所だったからガマ蛙もいたのでしょう。まるでかつてあった「池を守る精」のように。


そこにはジャガイモを植えてしまおうかと思っていましたが、池を復活させようかという思いも浮かんできて、迷っていました。


でも、ジャガイモを植えるにはちょっとスペースが足りなさそう。


池は全く考えていなかったことで、ガマ蛙を見てなければ。。。迷うこともなかったはずなので、これも止めようと。


まだ掘り起こし作業は済んでいません。。。どれぐらい時間がかかるのか分かりませんが。。。


掘り起こした部分がへこんでしまったので、そこを埋めるのにコンポストを撒きましたが、きっと隣りの猫がトイレとして使うだろうなあ、ハアーという予想は当たり。。。


昨日、そこで猫の大きいものを発見。そして今日は違う場所でも発見。。。ハエがたかっているのと、臭いがきついので、すぐ分かります。。。


野菜を植える場所が猫のトイレ代わりになるのは嫌なので、ジャガイモを植える案は諦めました。


猫は嫌いではないのですが。。。ガーデニングをやっていると、この国でもどこかの雑誌で見たランキング「ガーデニングの敵」の堂々の第一位は猫というのも納得で、散々被害に遭っています。。。


昔読んだ、米原万里さんの本、犬、猫の溺愛ぶり、ペット達と織り成す笑いのエピソードも満載で、共感するところも多く、何度も読んだものですが。。。


米原さんのお宅のご近所に住んでいたら、どう思ったのか?なんて、思いました。


米原さんのお人柄ゆえに(本から伝わってくる勝手な想像ですが)、「仕方ないなあ」となったのでしょうけれども。

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このフラワーベッドをどうするか?はまた振り出しに戻ってしまいました。


明日の夏至前にざっと草取りや片付けだけは済ませてしまい、ガーデンのデザインそのものを見直すことにします。


まだまだ私のガーデニング手始めは続いています。