ワールドカップ始りましたね。
昨夜はイギリス時間では夜の11時から
イギリス対イタリアのゲームがスタートし、
深夜を回る時間に終了の予定だったので、
主人が夜うるさくて眠れないかも。。。と心配していましたが。。。
昨日のお天気は夕方蒸し暑くなったのですが、
夜になると風も出て、涼しくなっていたので、
これだと庭でアルコールを飲みながら盛り上がるはないなと
安心して、眠りに就きました。
きっと室内では大いに盛り上がったはずです。
昨日、たくさんビールやアルコールを
買い込む人々を目にしていたので。。。
屋外での騒ぎもなく、
朝も静かで(いつもの週末以上に静かでした)
ほっとした今朝です。
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イギリスで最初に住んだDerbyでは、
テラスハウスの一軒屋に
ハウスシェアで数ヶ月暮らしました。
そこでは、先に同じ学校に
留学で来ていた日本人女性と
彼女の一番下のセカンダリースクールに入ったばかりの
お嬢さん、そして私に少し遅れて着いた
これから大学に行くという真ん中のお嬢さんと。
3ベッドルームで、
一階の一部屋が私、
そして二階の二部屋を三人で使っていました。
ご主人と社会人のお嬢さんの二人は
日本に残っての留学。
ご家族の応援もあり、
そして勉強熱心な彼女は
素敵だなあと思いました。
初めて、家族以外の人と暮らしましたが、
なかなか楽しい経験でした。
そして、Finsbury Parkではフラットで。
二人のフラットメイトとのシェアでした。
私は1年半とちょっとそこで暮らしたのですが、
その間、何度かフラットメイトが変わりました。
私が入った時は、私よりも年上の女性のMさんと
まだ19歳だったバレー学校に通うIちゃん。
Mさんのことは個人的にあまり話す機会がないまま、
数ヶ月後日本に戻られました。
でも縁というのは不思議だなあと思うのですが、
そのMさんは後にロンドンに戻られて、
ある日ひょんな所でバッタリ会うことになるのですが。
その時に「よく勉強していましたよね」と言われて、
びっくりでした。
確かに英語の文献を読むのに時間がかかって、
部屋に長時間篭っていましたから。
Iちゃんはまだあどけなさの残る
可愛い女の子という感じでした。
こちらのバレー学校でのレッスンは
英語がまだまだの彼女にはきつかったようで。
バレーのことよりも親元にいない
自由さを満喫する方にだんだん傾いていって。
日本人のボーイフレンドも
時々泊りに来るようになったりして、
大丈夫かなあ?という感じでした。
せっかく厳しいオーディション等を経て、
入学できたはずなのに。。。でした。
不思議と姉のように慕ってくれ、
彼女のボーイフレンドとも仲良くなり。
後に彼女が彼と別れても
時々その彼からしばらく連絡が来ていました。
Mさんの後に入ったのが
私と年の近いHさん。
以前、彼女のことについては書きましたが、
彼女がロンドンのことを色々と最初に紹介してくれました。
彼女はロンドンに住み続け、
今でもお付き合いが続いています。
Iちゃんがその後ボーイフレンドと住むために
出た後に入ってきたのがKちゃん。
KちゃんとIちゃんは同じバレー学校の生徒で、
確かKちゃんの方が少し年下でした。
とっても若くて、可愛らしい外見に似合わず、
すごくしっかりとしていてびっくりしました。
ロンドンに来る前は確かロシアで
バレー留学を数年したそう。
「だからそんなにしっかりしているのね」と
納得でした。
将来の身の振り方についてもよく考えていて、
腰に持病があるので、
もしかしたらバレリーナとしては大成できないかも
ということも考慮しつつ。
その場合は日本で劇団四季に入れるように、
踊り以外の歌のレッスンもするというようなことを
話していました。
実はこのKちゃんのあるお勧めがあって
主人と出会うきっかけが後で生まれたのですが。。。
Hさんは大家さんのことが
あまり好きではなかったので、
すぐ目と鼻の先の知り合いのところに
引っ越していきました。
その後、入ったのがNさん。
私よりも5歳程年下で、
日本では某有名広告会社のデザイナーとして
とても忙しくしていたそうですが、
身体を壊してしまい、
仕事を辞めて、ロンドンに来ていました。
彼女とはよく夜遅く台所で
お互いの人生の話や
仕事の話をしていました。
その後、日本に戻った彼女は
ロンドンで出来た人脈を生かして
(ロンドンのアートスクールに通った時に出来た)
ファッション関係やイベントの仕事を
数年後に立ち上げた話を最後に聞きました。
そしてKちゃんの後に入ったのが、
私よりも10歳程年上だったMさん2番
(もう一人のMさんと同じ名前)です。
今まで知り合った日本人の中で
アート、建築、文学、音楽、映画、全ての分野に
それも広い範囲で精通していて、
その彼女との話はとても楽しかったです。
ただ、彼女は日本のある新興宗教に入っていて、
ロンドンのその宗教の支部の集まりに
誘われたり、そこの本を貸してくれたり。。。。
それが素晴らしいと信じている
彼女にしたら普通のことでも、
当時付き合っていた主人からすると
「日本人ってカルトにすぐ嵌るから危ない」
(オウムのこともあり)というふうにしか映らず。。。
宗教ということを除けば、
ずっとお付き合いを続けたいと
思っていた素敵な女性でしたが、
自然と疎遠になりました。
Finsbury Parkのフラットを出た後の
住いについては、
またそのことを書く時にしますね。
私はお陰さまで、
ハウスシェア、フラットシェアでは
嫌な思いはすることはなく。
その時その時で
一緒に暮らせた人達との暮らしを楽しみました。
それは本当にラッキーだと思っています。
一緒に暮らす人と合わなくてとか
大家さんと一緒の住いだから、
プライバシーがあまりない。
暖房が入る時間が短くて、寒い等。
色々な大変な話も聞きますので。
住む所を決める時は、
よく吟味して、それなりに時間をかけて、
幾つも見て回る。
お友達にも付き合ってもらって、
他人の目からも見てもらうというのも
いいと思います。
でも、最後は自分の直感。
あとで振り返ると直感で感じた何かというのは、
やっぱり!と思います。