もう少しサルサのお話に
お付き合いください。
北ロンドンに住んでいた時まで続けたサルサ
(途中で忙しくなって行けなくなった期間も含めて)は
彼是8年ちょっとやったことになります。
まさかこんなに長く続けることになるとは
始めた頃は思ってもいませんでした。
最初の数ヶ月は週に1回だけでなく
幾つかのクラスを梯子してみたり、
とにかく早く上手く、
パートナーと一緒に踊るのが楽しいを
味わいたいという一心で。
どんどんのめり込んでいきました。
踊っている時は
私が日本人であろうと何語を喋ろうと
もうそこは言葉を超えた世界。
言葉ではまだ上手く自分を表現できなかったり、
コミュニケーションが取れなくても、
サルサを通して、そんなことは軽々と超えて、
コミュニケーションが取れる楽しさ。
また、昔から、人の観察が好きなので、
踊りを通して、相手の性格等が見えてくるのも
面白みを感じていたことのひとつです。
違う相手と踊れば、
同じ音楽でも違う世界に行ける。
パートナーと一緒に旅をしている感覚。
金曜日のパブのサルサナイトは教室の後は、
教室に入っていない
一般のお客さんも混じっての
大賑わいの日。
Stoke Newingtonという場所ということもあってか
来ている人達は色々な人種の人達で溢れ、
白人のイギリス人の方が少ないくらいでした。
ロンドンの持つコスモポリタンな顔。
そのために生じるカオスも甘んじて受け、
たくさんの外国人を受け入れ続けている、
この国の持つ懐の深さのようなもの。
私を含めた外国人がたくさん集まる中で
踊っていたから感じる高揚感。
それを何度も感じました。
私が何人であろうと関係ない、
同じ人間としてその場を共有しているという
不思議な連帯感。
そして開放感のようなものも。
お庭のお花達です。
このところ雑草の伸びも早いです。


