近くの公園の中を流れる小川です。
緑と水が一緒の光景が昔から大好きでした。
イギリスでの生活を振り返るとなると
意外に忘れていることがあるので、
昔の手帳などを引っ張り出してみました。
すると他にも懐かしいものが
色々と出てきました。
イギリスに行く前、
当時勤めていた所のお客様で
プロの占星術師の方がいらしたのですが、
私のこれからのことや
ホロスコープを詳しく読んでくださった時のメモ。
イギリスに来てから
他のお客様からいただいたメール等。
読んでいて、何だか胸が熱くなりました。
今から振り返ると若かったからこその、
よく言えば、がむしゃらなところがありましたし、
時に余裕のない、至らないところのあったはずの私を
心にかけてくださる方が周りにいてくださったこと、
改めて有り難く思い出しました。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
イギリスに行った年は
なぜか占いに縁がありました。
それも私が自ら望んでというのではなくてでした。
お餞別として観てくださる方がいたり、
一時帰国した時に会った友人が勝手に
占いの予約をしていたり。
私のことが気になってお願いして
観てもらったという友人等。
おもしろいことに、
その時に共通して言われたのは
「イギリスは方角が悪い」だったり、
「行くと大変だ」ということでした。
でもそれイコール行くなということではなく、
大変だけど、それを乗り越えると
大きなステップアップになるよと。
上の占星術師の方からは
「きっと大抵の占い師さんだと、
『ああ、これはよくないから止めた方がいいですよ』と
言われるケースだと思いますが、
私は『おめでとう。よくぞこのタイミングで行かれますね』と
送り出しますよ」と言われたのをボンヤリと覚えています。
そう言われたことを
イギリスで暮らす中で、
そこまで気に留めてはいなかったのですが。。。
最初の年は
色々なことが硬直状態だったり、
どうも上手くいっていない、
こんなはずではない、
そんな思いは抱いていました。
クリスマス前に一時帰国した時、
久しぶりに会った友人が
とある事実をカミングアウト。
それがきっかけとなって、
私も彼に対してオープンに色々な話をする内、
「Sさんって覚えている?昔からサイキックだったけど、
彼女にタロットリーディングやってもらうといいよ。
イギリスに戻る前に絶対やってもらいな」と
強く勧められたことがありました。
あまりにも強く勧める彼の言葉に、
イギリスに帰る前日、
宿泊したホテルから
彼女の家に電話をして。
電話越しでタロットの鑑定をお願いしたのでした。
今でも覚えていますが、
いきなり出てきたカードは
正位置で「吊るし人」のカード。
彼女が「ああ、これじゃあ、
にっちもさっちもいかなくて、
大変でしょう?」と。
その後、彼女が提案してくれた、
この時期を乗り越えるアドバイス。
「とにかく続かなくてもいいから、
新しい習い事や勉強、
何でも興味があるものはやってみてください」
「旅行に出かけてみてください」等。
そして彼女の言葉を信じて、
その通りに色々とやってみました。
最初は「サルサ」を習い始めて。
イギリスに住んでから
ちょうど1年が経とうとする頃に、
パリに数日一人旅をしました。
フラットメイトに勧められて、
短期でアダルトスクールの
「英語」のクラスに入りました。
そして同じアダルトスクールで、
フラットメイトと一緒に
「楽焼き」のクラスに行きました。
最初は恐る恐るやってみたそれらが
振り返ってみるとその時の私に
とても大きなインパクトを
与えるものとなっているのには
驚きます。
目の前の世界が広がるきっかけ、
今までとは違った生活、
新しい人との出会いなどに
導いてくれるキーになったものばかりです。