福岡を離れる前日に、
植物園に行ってきました。
残念ながら、例年より寒い冬だったためか、
期待していた程は見頃の花が少なかったです。
それでも、花壇にはこんなに華やかな花が、
寒い中、咲いていてびっくりしました。
イギリスでは、もう少し先にならないと見られない
ポピーや桜草もこの時期に見られたのですから。
今は、きっと桜も咲き始めているんでしょうね。
この日は、父が気を利かせてくれて、
「本屋に寄ろうと思うけど」と言ってくれたので、
植物園の帰りに、
福岡で一番大きな本屋
ジュンク堂に行くことができました。
本屋に行くとどんな本が売れているのかを
最初にざ~っとチェックすることにしています。
今の日本のことを
大まかに把握するのに
役立つからです。
でもその内、途中から、あまりの本の多さ、
選択肢の多さに圧倒されてしまい。。。
一体何に焦点を合わせていいのか
わからなくなってきました。
試しに、「暮らし」というセクションを覗いてみると。。。
一体何種類の「暮らし方」の提案があることか!
無限にあると思われる、
その膨大な種類に驚いてしまいました。
イギリスの本屋を思い起こすと
きっとずっと限られた種類しかないはずです。
これは本に限ったことではありません。
イギリスから日本に一歩足をおろすと、
大してファッショナブルでもない街にでも、
お洒落なもの、気の利いたもの、
とにかくありとあらゆる物が
溢れかえっているという印象を受けます。
最初は「わあ、日本だなあ」と
嬉しくなったりするのですが、
その内、だんだん「一体、どれを選んだらいいの?」と
普段、限られた中で選ぶ習慣がついているためか、
混乱してきます。
日本に住むと物が増えるはずですね。
これだけ物が溢れているのですから。
「色々便利なもの、
選択肢がたくさんあっていいな」と思う反面、
こちらのイギリスの生活も慣れてしまえば、
案外楽なのかもと思ったりします。