「ガーデニング手始め1」http://ameblo.jp/tomocreatelife/entry-11760700599.html を書いた後、すぐにその続きを書くつもりでしたが、ちょっと時間が空いてしまいましたね。

 


写真は昨年の4月の結婚記念日の前日に訪れたガーデンで、主人にプレゼントとして買ってもらった、
Melittis melissophyllum (よく知られている名前はbastard balmという、え?と思う名前です。なぜならbustardは私生児のという意味があるからです。多分この場合は偽のという意味かな?と思います。)。

 

 

周りに写っている枝はfirethorne (トキワカンザシ)です。お隣りの2匹の猫がトイレ代わりに家の庭を使うのを防ぐためにやっていますが(枝に刺があるので)、効果の程は???ですが、気休めです(;^_^A

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

蘭の花を思わせる色と形がとってもチャーミングです。

 

主人は花よりもこの艶々とした、丈夫な葉っぱに魅力を感じていたようです。不思議なことに虫が全くつかなかったのです。他の植物の葉っぱはナメクジやカタツムリの攻撃にことごとく遭っていたのですが。

 

今年も花を咲かせてくれることを期待しています。先週末の嵐でまたもや庭のフェンスが倒れ掛かってきて、この花がちょうど植えてある所なので、ちょっと心配です。

 

1月にフェンスを直した時、お隣りさんにプレッシャーをかけて(このフェンスの横に大事なお花があるからと)、フェンスの横にある木を剪定してくれるように仄めかしていたのですが。。。

 

 

機会がある時にまたお隣さんを少しプッシュしてみることにします。

 

+++++++++++++++++++++++++++

 

昨年の夏にThe National Garden Scheme (NGS) http://www.ngs.org.uk/

 

のGarden Opens for Charityで二回訪れたあるお宅は美しい花々が咲き乱れる素晴らしいガーデンをお持ちで、雑誌にも取り上げられる程の場所でした。

 

我が家と比べて、ずっと難しい土壌なのに、こんなに上手く庭作りができているので、尚のこと印象的でした。

 

 

その秘訣をご本人にお聞きしてみました。

 

 

2月14日を"バレンタインデーの大量殺戮の日"と呼んで、冬を越したナメクジ、カタツムリ、そして生まれたばかりのナメクジ、カタツムリを退治するのに毎年この日に庭全部に薬を撒いています。そうするとそれらの被害が劇的になくなるからです」と教えてくれました。

 

 

昨年、うちの庭もことごとくナメクジ、カタツムリの被害に遭い、特に植えたばかりの植物がその餌食になりました。

 

 

本来強いはずのポピーがやっと蕾がついたと思ったら、ごっそり蕾ごと無くなってしまって、何度がっかりさせられたことか。

 

 

その後、ブルーのごく弱い薬を撒いて、退治はしたものの。。。薬が無くなれば、また食べられてといたちごっこでした。

 

 

ポピーの花が庭に咲き乱れる姿は夢に終わり、線路脇で雑草化したポピーがたくましく花を咲かせている姿を見た時は「ああ」と敗北感に打ちのめされた気分でした。

 

 

もうちょっと大きくなるまで家の中で育てれば、庭に移し替えても大丈夫だったのだと勉強にはなりました。

 

 

そんなこともあって、ナメクジ、カタツムリはどうにかしたいという思いがあり、彼女のアドバイスを受けて、今年はそれを試してみようと思っていました。

 

 

数週間前に主人の車でナーサリーに向かい、コンポストを買った時に一緒にナメクジ、カタツムリを退治する薬(液体を水で薄めて撒くタイプ)を意気揚々と買ったのですが。。。

 

 

買った後に、主人に「完全ではなくてもオーガニックガーデンを作りたかったんじゃないの?」「昔父がガーデニングをしていた時に一時期撒いていたけど、母が臭いも嫌がって、それ以来我が家では禁止になっていたんだよ」「毒のある液体にまみれた虫を食べた鳥も死んでしまったりするんだよ」と言われて、ハタっと考えてしまいました。

 

 

うちはハーブ類も植えているので、それが薬の影響を受けるのも嫌でしたし、そこだけ薬を撒かなければ、ナメクジ、カタツムリも群がるだろうなあという思いも頭をかすめました。

 

 

主人よ、買う前に言って欲しかったなあ~。彼も「買う前にちゃんと考えればよかったよ」と言ってくれましたが。

 

 

結局、考えた挙げ句、その液体は庭の物置に仕舞い、手をつけないことにしました。

 

 

理想は強い薬などは使わず、自然に近い、ガーデン作りを目指すという気持ちを新たにしました

 

 

まだまだ「ガーデニング手始め」ならではの、手探りは続いています