初めて家という守られた場所から、幼稚園という外の世界に入り、社会の厳しさを実感した私。
次は、小学校です。
その頃は、東京に住んでいて、たぶん幼稚園も沢山あったらしく、同じ小学校に行くお友達はおらず、また、一からの友達作り、、
まあ、幼稚園にも仲良し!て子はいなかったんだけどね。
で、小学校に上がると、より私の大人しさや、引っ込み思案加減は加速しまして、、
気の強い子の質問とかに、ちゃんと答えれない、、
もうね、とにかく怖かった、、
なんていうか、意地悪な心が伝わるというか、、
これが、HSCのよくいう他人の感情が移る?てやつなのかは分かりませんが、胸がドキドキして、常にビクビクしていたような。
で、このエピソードだけは、なぜか鮮明に覚えているのだけど、いつかの帰り道に、意地悪グループが、「ともちゃん、ここから動いちゃダメ!」て言ってきましてね、、
でも、その日は、家に大阪からおばあちゃんが遊びにくる日で、早く帰りたかった、、
けど、その動いちゃダメ命令をなぜか守ってしまう私、、
帰りが遅いからって、心配したお母さんが私を見つけて、「何やってんの!早く帰ってきてって言ったでしょ!!」と、めっちゃ怒ってきて、、
何も言えずに泣いたら、より怒られた、、
という、、なんとも悲しいエピソード、、
まあ、今の私なら、勝手に帰るし、なんじゃその意地悪!ブース!て心の中で毒付いて終わるのだけど、その頃の私は、その子達が本当に怖かったんだなー
これだけ聞くと、ここから大丈夫?て思うのだけど、なんと!親の仕事の関係で、イギリスに引っ越すんですね!
なので、意地悪な子達とは、これでおさらば!
特に仲良しの子もいなかったから、ヤッター!て喜んだなぁ、、笑
しかも、時代も時代だから、え?イギリス?凄い!てなって、少しだけ鼻高々にもなった 笑
ただ、刺激に弱い、その頃の私、、
人生初の飛行機、長時間のフライト、今までのアパートとは全く違うイギリスの一軒家の家、
そして、極め付けには、到着したらリビングにネズミが死んでて、、
そこで、私の精神がギブアップ!
しばらくは、幻覚?ではないけど、人の顔だけが大きく見えたり、耳鳴りがしたり、、と大変でした、、
その事は、当時親にも言ったけど、何言ってんの?て感じでした、、
こう書くと冷たい親みたいだけど、まあ、親も初めての海外生活でいっぱいいっぱいだったんだろうなーと今なら思います。
ペーパードライバーのお母さんは、まさかのイギリスで子供の送り迎えで運転しないといけなくなったし、今みたくネットやら携帯もないから、家の電話にバンバン英語で電話かかってくるし、買い物とかも大変だったろうね、、
まあ、そんな感じで、私のイギリスでの小学校生活が始まりまーす。
あ、ちなみに、イギリスに渡った時、会社のお金だったので、飛行機がビジネスクラスだったんです。
だからなのか、スチュワーデス(今はCAか)さんが、すごく優しくて、しばらく引っ込み思案のくせに、将来はスチュワーデスになりたい!て思ってた、、笑
中学くらいで、私の顔じゃ無理だなって諦めたけど、、