ある夜のラグジュアリー焼肉の会。
雲海から浮かび上がる天空の黒毛和牛に感嘆の声が・・・!
こちらは「YAKINIKU FUTAGO 37West 17th St」。
新橋のSL広場側から出てまっすぐ進むこと数分のヒューリックビルの2階になります。
大阪焼肉のふたごがNY17番街にある「Yakiniku Futago NYC」の雰囲気を再現したラグジュアリー焼肉のお店です。
まずはバースペースでウェイティング。
ゴージャスなデカダンスの雰囲気のお部屋には、モー様の肖像がおわしますw
そしてスタッフルームのような隠れ扉の奥に・・・
メインとなるフロア!!
お忍びの社交場みたいですね!!(ドキドキ)
ビックリなコンセプトが書かれています。
お肉をミートセラーで管理するNYのステーキハウスの制度を取り入れた、業界初のオーナーズビーフを導入しているそうで、お好みの熟成度に育てたお好みの部位を一番おいしいときにいただける、源氏物語の光の君のような楽しみ方もできるんですって。
セレブリティー!
と何もかも、非日常的な時間が流れゆくお店。これからどんな展開が待っているのかしら♪
本日のコースは10品・7000円の「ユニオンスクエア」。
お店のベーシックなコースにしてみました!
ウェイティングで飲んでいたモスコミュールでひとまず乾杯。
アミューズ 「The garden」
英語表記ですが造りは思いっきり和です。箱庭盆栽をイメージ?
これ飾りかと思ったら、
本物の石の中に二つだけフォークが刺さるものが!
なんと! 食用の竹炭で黒く染められた衣をまとったジューシーなミニメンチ!!
スタートから仰天の展開です。
スパークリングワインにチェンジ♡
「アペタイザー」
割烹のような美しい一口盛り合わせ。どれも手が込んでいます。
肉ウニ、〇〇のトマト
季節の一品(茄子)、King of kim chi
焼肉をいただきに来ているとは思えないお膳は、絢爛豪華な中にもわびさびも感じる小鉢になっています。
さらにお酒も進み、白ワインにチェンジ。
本日の塩焼 「生タンと和牛ハラミ」。
こちらの2品だけは自分で焼くスタイルで、あとはテーブル付きのお店の方が焼いてくれるのだとか。バトラーみたい!
どちらも厚みがあってまろやかでとろける~♡
何かと思ったら、サラダ! 「Bouquet」
花束状の5種類の野菜と2種類のハーブ、ローストビーフのリボン。さらにグラナパダーノチーズをおろし金でたーっぷりとかけていただきます。
酸味のあるドレッシングは柑橘系カラマシー味。
どれも斬新すぎて、楽しくなってきます(笑)^^
Today's soup 「B掬うスープ」。
ビーすくう・・・ビスクスープ! まさかのダジャレ攻め。
カップの中に焼きほたてとエシャロット、きのこ。
そこに赤エビと生クリームのビスクスープを注いでくれます。
エビの風味が効いていておいしい!
次はお待ちかねのお肉と聞いて、タンニンの渋みもおいしい赤ワインをいただきます。
なにこれ!なにこれ!!
トランクを開くと、中から煙がもくもく・・・!
姿を現したのは、本日の厳選焼き 「厳選黒毛和牛 ミスジ」!!
美しいサシのミスジ、登場は花嫁さん並みのスモーク演出で歓声が上がりました^^
ふわっふわっとひるがえしながら焼いていただきました!
本日のたれ焼 「特製ダレの壺漬け」。
青森産のカルビ・ホルモンをニャンニャムに漬けてあります。焼ける匂いがいい匂い!
キター! 炊きたてかまどご飯――――!! 狂喜乱舞!
オンザライスのしあわせ。
至福。
〆ごはん 「-196℃冷麺」。
小さな和風の器に入った冷麺は、盛岡の生麺にかつおだし。それを-196℃で窒素フリーズ。
しゃくしゃく溶かしながら食べると絶品です。
ふたごの冷麺のスープはフルーティーで本当においしいんですよね。冷麺が苦手な人にこそ、食べてみてほしい味です。
デザート 「美味しくてごめんなchai」。
ガラスの器の下には本物の落ち葉。芸術の秋ですね。
最後までこのダジャレ。最後まで手を抜かないふたご劇場は最高!
チャイと生クリームをアイス仕立てにしているんだけど、甘くないので老若男女問わずペロリだと思うデザートです。
「珈琲」
秋の夜長に壮大なYAKINIKU STORY。素敵な物語が繰り広げられました。
デートはもちろん、接待に技あり。難題のオファーもするりと決まりそうな心躍るディナーになりそうです。
東京都港区新橋2-11-10 HULIC & New Shinbashi 2F