喧騒に包まれる吉祥寺駅前とは思えない開放感!
まるでルーフトップバーにいるみたい! そんな気持ちにさせてくれる素敵なビア・ビストロ。
「Craft & Romance」吉祥寺店
http://craft-romance-craftbeer-kichijoji.com/
世界各地のクラフトビールと職人の作るクラフトピザや旬のアンティパストがおいしいと評判と聞いて、武蔵野地区に棲むビール好きな先輩とともに来店。
テラステーブルはまるでルーフトップバー!
この眺め、この雰囲気・・・井の頭方面の吉祥寺南口・徒歩1分だって信じられる??
テラス席ではなく、この日はふつうに店内で飲んだけれど、それでも大きな窓が開け放たれ開放的でとっても居心地がいい。
気付いたんだけど、騒がしさって上空に行けば行くほど解消されるのですよ。
暑さもしかり!
だから夏は高いところで飲むのが最高におススメです
ヒューガルデンホワイトLサイズどーん!
こちら★ ベルギーの爽やかなホワイトビール、「ヒューガルデンホワイト」の特大サイズ!
1350円でこんなに飲めるなら大満足ですよね!
店内の左側の壁一面にはビールタップがズラリ☆ ビール好きさんはたまらないお店です。
呉で飲んできた「海軍さんの麦酒・ヴァイツェン」もありました。
サングリアの白は果実は入っていないもののしっかりとした果実感
夕方5時過ぎにお店に入りましたが、明るいうちから結構皆さんさくっと飲んでいるのですw 自分も人のことは言えないけれどさww
なので外の明るさははなから気にせず、クラフトビールとサングリアで乾杯♪
桃のグラニテとカマンベールのフロマージュ
「お通し」は桃のグラニテとカマンベールのフロマージュでした。
しゃれたお通し♡
しゅわっと口の中でとろける甘さと塩加減と冷たさ。二つのハーモニーが夏の儚いひとときを思わせますね。
しかも最高にサングリアに合いました。
夏野菜のグリル
野菜をしっかり味わいたいと、グリル料理で。
「ひげまでどうぞ」と出されたヤングコーンの甘さにしびれる~。
アンチョビとガーリックのバターがまた、モロッコいんげんの青さ、コーンの甘さを引き立てるいいアクセントです。
マッシュルームサラダ
モリモリっと大きなスライスマッシュがのったサラダ♪
大きくて新鮮なブラウンマッシュから漂うフレッシュなむせるきのこ薫がたまらなーい!
一枚がこの大きさ、オリーブとバルサミコ、ビネガーのドレッシングがマッシュの香りに深みを増しておりますぞ。
ナチョス ワカモレとサルサソース
手が止まらなくなる系のおつまみもこのあたりで入れてみました。
アボカドたっぷりにサルサソースで、夏の野外を楽しむような気分に浸れます。
弾けるモスコミュール
・・・となると、シトラス効かせたモスコー! 相方さんがクラフトビール攻めされていましたが、私はウォッカベースが一番得意だなあ^^
しかもここのモスコミュールは甘すぎずほどよくスパイシーでいいですね。
ボリューム満点なポルケッタ~豚バラの香草焼き~
肉メニューの中でもっとも気になったのがこちらのポルケッタ。
ポルケッタとは、イタリアの伝統料理で豚肉を味付けし丸めて味をしみ込ませローストしたものだとか。
まるっと出てきたので、画としてすごいゴーカイ!! ですが、ナイフで切っていただいてみるとハーブの味付けがとっても繊細で、ジューシーはジューシーですが見た目ほど脂っぽくはないので驚きました。
油分がうまく落ちてカリッとしていてさらに添えたレモンソースの酸味がポルケッタのオイリーさをマイナスにしてくれているのです。
最初、配膳されたときに「レモンソースです。お肉につけてお召し上がりください」と言われました。
レモンソースをポルケッタにのせると、なるほど! 脂が浄化されたように軽やか。
旨みだけが前面に引き出されてきます。
ローストされているんだからすでに凝縮した旨みが、もっともっと浮き出てくる感じ!?
すっげええ おいしぃぃぃい!!と多少ガラの悪い感想が漏れちゃったほど(笑)、ポルケッタとこのレモンソース、バッチリ相性が良かった。
なので気になったことはすぐ聞いちゃう性分、「これすごくおいしいんですけど、レモンと何のソースですか? たまねぎ? 生姜?」と運んでくれたお店のお姉さんが再び近くを通ったので聞いてみたんです。
すると彼女はちょっと考えて「私にもよくわからないのでちょっとお待ちくださいね!」と言われたので「あ、いいです!ちょっと気になっただけです」とすぐ言い返したのですが、さっと奥に聞きに行ってくれました。
しばらくして奥から調理担当の女性がにこやかにやってきて、「これは蜂蜜で煮たレモンをおろしただけのソースなんですよ! いい状態のレモンは旨みや酸味が逃げずそれだけでもおいしいソースになるんです。」とのこと。
えーーーー! レモンだけのすりおろしだったの!!??と私たちはびっくり。
レモンを使ったソースは食べたことがありましたが、レモンそのもののソースは初めて。
しゃくしゃくっと確かに歯応えはあるけれど、レモンの房の繊維は感じられません。それもとろとろに煮てしまったのか、それとも手で剝いてからソースにしたのか、どちらにしてもアイデア以外にもすっごく手間のかかったソースだということが素人の私にもわかるもの。
「すっごくおいしくって、つい聞いてしまってすみません・・・お仕事中なのに」と言うと、厨房にいた彼女に「いいえ全然!! 作ったものがおいしくって良かった!」と笑顔で言われました。
ご飯を食べに行く、飲みに行く、おいしいものに出会う、おいしかったと思う。
いつもそのサイクルはあるけれど、伝えたことはその半分以下だし、そのおいしさの理由が聞けてさらに「おいしくて良かった」って返されることってまれ。
それがさっと一連の流れで起こってしかも気持ちよく笑顔で返されたので、おいしかった以上に初めて来たこのお店が好きになりました。←単純?
ソースも大事な料理のパーツ、最後まできれいにポルケッタにのせて胃袋へ届けましたよ♡
クラフトピザ モルタデラハムと温玉
もちろん、頼んだクラフト・ピザも生地から半熟卵のトッピングまでトータルでおいしい。
生地は薄~いクラストなんだけどね。この薄さなのにしっかりと粉のおいしさが詰まっています。
お料理が何を頼んでも好みだったわ~。うん。
最後の〆はドライフルーツとナッツ
お通しっぽいですが、これチビチビつまみながら飲むのが昔から好きです。
これをつまみだしたら私の話はくどくどと長い(笑)。
関係ない話がいつも長いのよ。すみません💦
旅とカメラとおいしいものと。
いい眺めで外からの涼しい風をバックに、気分よく酔わせてくれるお店はたまらない好物。
吉祥寺の夜は更けるけど、話は止まらないのでした・・・・・・・^^:
吉祥寺 クラフトビール クラフト&ロマンス(CRAFT&Romance)
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-3 吉祥寺ピアット7F