どこまで行っても正解がない、そんなおそろしい沼、写真・・・。
「”美人に写す”スタジオ定常光ライティング撮影ワークショップ」にお誘いいただいて、中野にあるケンコートキナー本社さんのスタジオに行ってきました。
最近の依頼で多いのが、実はロケーションフォト。
モデルさんを撮る機会がグッと多いのですが、きちんとした勉強も練習もしたことがなかったので、恥ずかしくてしょうがない身ですが混ぜていただきました。
室内で人物の撮影ができるように、LEDライトの定常光で撮るモデル撮影のコツを学びます。
まずは座学で、人物撮影の際のライティングの基本術。
光と影の関係性で、レンブラント、ショート、パラマウントなど6種のパターンを知りました。
柔らかい光、キャッチライト、ヘアのハイライト、また光の強さの段階を変えたりトレーシングペーパーを掲げた透過光で撮ったりと、いろんなパターンを実行して、モニターで見て確認して、を繰り返します。
てきぱきこなされる参加者のみなさんの後ろをちょこまかと忍者歩きして、モデルさんを隠し撮るわたくし(笑)・・・実はここにいること自体が恥ずかしい💦
自分だけが技術的なことがわかっていない(爆)^^;!
でも気付いたことがあります。
素の表情や、
誰かに向けた感情を、第三者として見る(撮る)のがおもしろい。
人を撮ることは好きなのです。
一対一でベクトルが向かうのがたぶん自分は苦手なのです。
どんな顔をしていいかわからなくなってしまうから。
だから誰かに向けた表情をそっと部外者として覗く、片思い的世界がいいですね。
被写体の感情を一枚ヴェールを通して見る感じです。
なんか、怖がりなんでしょうね(笑)。
人に見つめられるのが恥ずいのよ~💦
そして美人を撮ることに集中する男性たちと、
彼女たちらしさを人影から追うわたし。
少なくとも私は、被写体を「美人に撮ろう」と思ったことがないということにこのとき気付きました。(別に美人が憎いわけじゃないw)
いつも心に思い描いてシャッターを押すのは、
「私が好きな彼女の顔」。
それは初対面の人でも、友人でも街ですれ違った人でもそう。
たくさんの顔の中から好きな表情をさがして、彼女たちの中に棲む側面を盗み見る行為に似ています。
最後に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中野駅から徒歩数分、ケンコートキナーさんでは、今回のようなスタジオレンタルが可能です。
モデル撮影もブツ撮りも3時間10800円と低価格で可能です。
最近のバッテリー式ストロボやLED定常光など豊富な照明機材や背景紙、三脚なども含めてレンタルできます。
Tokinaレンズのお貸出しもあったり、モデルメイクルームも完備ですよ。
レンタル詳細はこちら(またはサービスショップ直通03-6840-3778)をご覧くださいませ♪
ケンコートキナーさん、写真家のみなさん、モデルさん、
みなさんありがとうございました。
東京都中野区中野5-68-10 KT中野ビル2F
営業時間/11:00~19:00
定休日/年末年始、夏季休暇、GW