やっと、レンタル開始です―――!
(待ったわ><!!)



佐藤健/宮崎あおい

 

 


  「世界から猫が消えたなら」

 

 

 

 

 

 

 

余命わずかな主人公のもとに、そのことを告げる刺客が現れる。
冒頭のそんなストーリーのすべり出しは、どこかで見たようなよくある既出感からはじまった。


 

 

 

函館の坂道を自転車で駆け降りる主人公。
引きで写る港町の、平凡な暮らしを思わせる秀逸な風景。

それを小林武史の旋律が彩る。
ずば抜けた存在感の宮崎あおいが存在感を静かに消す電車のシーンとか、クライマックスや奇抜なシーンよりも、こんなさりげない些細な場面が美しい。
ちょっと毛色は違うけれど、「ベルリン~天使の詩」を思わせる。


特別に見えて   特別じゃない。
これはあなたが、あなたの生きている価値を
あなた自身でさがす物語。
とりえのない日常の見えない裏側に 
たいせつな人とのかけがえのない真実がある。

 

 


 

「あなたが生まれてきてくれたことで 私の人生がどんなに素敵で輝いていたか、
きっとあなたにはわからないでしょうね。」

 


 

 

私はこのシーンがいちばん好きで。
学校から帰ってきて、台所のお母さんにじゃれたことはありませんか?
また、ランドセルも置く間もないほどに、わが子にむしゃぶりつかれて困ったことは?

 

 

世界から猫が消えたなら、

 

 

世界から僕が消えたなら―――。


わが家の一番最寄りのレンタルショップがゲオなんですが、行くのが面倒な時はゲオの宅配レンタルがいいかもしれないとさえ。
今なら、最大30日間のお試しレンタル&送料&延滞金が無料なんですと。ゲオで在庫を見てみてちょ。
果たして「セカネコ」があるかどうかなんですが、