やっと、レンタル開始です―――!
(待ったわ><!!)
佐藤健/宮崎あおい
「世界から猫が消えたなら」
余命わずかな主人公のもとに、そのことを告げる刺客が現れる。
冒頭のそんなストーリーのすべり出しは、どこかで見たようなよくある既出感からはじまった。
函館の坂道を自転車で駆け降りる主人公。
引きで写る港町の、平凡な暮らしを思わせる秀逸な風景。
それを小林武史の旋律が彩る。
ずば抜けた存在感の宮崎あおいが存在感を静かに消す電車のシーンとか、クライマックスや奇抜なシーンよりも、こんなさりげない些細な場面が美しい。
ちょっと毛色は違うけれど、「ベルリン~天使の詩」を思わせる。
特別に見えて 特別じゃない。
これはあなたが、あなたの生きている価値を
あなた自身でさがす物語。
とりえのない日常の見えない裏側に
たいせつな人とのかけがえのない真実がある。
「あなたが生まれてきてくれたことで 私の人生がどんなに素敵で輝いていたか、
きっとあなたにはわからないでしょうね。」
私はこのシーンがいちばん好きで。
学校から帰ってきて、台所のお母さんにじゃれたことはありませんか?
また、ランドセルも置く間もないほどに、わが子にむしゃぶりつかれて困ったことは?
世界から猫が消えたなら、
世界から僕が消えたなら―――。
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果たして「セカネコ」があるかどうかなんですが、