佐々部清監督のシリーズ最新作、「種まく旅人~夢のつぎ木~」。
舞台挨拶つき公開初日上映に、インフルエンサーとして主催者さまよりご招待いただき観賞しました。
 

 

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舞台挨拶に登壇されたのは、佐々部監督、そして主演の高梨臨さん、斎藤工さん、津田寛治さん他片岡家のキャスト。
舞台である、岡山、赤磐市が重要なキーワードになっています。
監督いわく、「今の若者は夢を語るのがダサい、カッコ悪いと思いがち。
それに近代邦画界は殺伐としたものが多い。
私の小さい頃の映画には夢があった。」
―――― 確かに。




種まく旅人~夢のつぎ木~

 

 

 


11/5(土) 全国公開 
上映劇場情報は>>>こちら

 

 

 

 


あらすじ

 

 

 

 


 

 

 


片岡彩音、27歳。全国屈指の桃の名産地で、市役所勤めをしながら実家の畑で桃を育てている。
目下の目標は、亡き兄が接ぎ木で作り出した新種の桃 「赤磐の夢」 を品種登録すること。
心豊かな仲間に見守られ、懸命に働く彩音だったが、愛する故郷は東京で女優になるという彼女の夢を奪った場所でもあった。
そんなある日、東京から農林水産省の若き官僚・ 木村治 がやって来る。
理想を見失いかけている彼にもまた、日本の農業政策を変えるという夢があった。
ギクシャクしながらも、少しずつ距離を縮めていく二人。甘くて香り高い「赤磐の夢」は積年の願いを叶えるのか?
そして二人の夢は―?

 

 

 

 

岡山の桃産業が盛んな山間部の赤磐が舞台。
瀬戸内ののんびりした方言のリズム、防蛾灯(ぼうがとう・虫除け)の灯りが点々と点いていく桃畑の風景、競りでにぎわう青果市場、そして桃の花が咲き誇り一面の桃色に染まるその風景を、一度岡山・赤磐に見に行きたいと思わせる映画です。

 

 


「種まく旅人」シリーズは兵庫・淡路島が舞台の第一弾 「くにうみの郷」、大分・臼杵が舞台の第二弾 「みのりの茶」 があり、今作は三作目。
いずれも日本の第一次産業の直面する現実と苦悩、そして夢と希望を各地の美しい風景と人とのふれあいを通して描く物語です。

下記は「夢のつぎ木」の主要キャストの皆さん!
 

 

国民の9%の農林水産従事のみなさんの頑張りが、日本の食卓を支えています。
高齢化社会、少子化もありどれだけ農家を継ぐ世代のプレッシャーが大きいか。
苦悩の中にも夢を育み、そしてつぎ木をして次の世代へ産業を託す・・・。
農家さんの若い世代や、酒蔵の蔵元さんにお会いする機会も私は活動がら多いので、共感しながら、そして応援しながらスクリーンを見つめました。


種まく旅人の「旅人」は、きっと映画を見た私たち。
よそから来たよそ者の旅人が、種をまく人々の抱える荷物の重さを知る。
種をまき育てることができないのに、刈った食べものを横から食べるだけの旅人。
だから知っておけなければなりません。
種がどうまかれ、育てられ、花咲いて実ったかを。
こんなにおいしいものには、偶然ではない必然の理由があることを。

ただ見る、以前に考えさせられる「種まく旅人」。 

映画 「種まく旅人」 シリーズ 最新作、昨日から公開スタートです!