泣き出しそうな空の下、TOHOシネマズ新宿で仲良しブロガーさんと映画を観てきました。





大好きなたけるの主演はぁはぁ ファーストデーで今日は大人1100円。
#スカパー映画部 さんから、映画の感想投稿でいただいたギフトカード利用でホットドッグなども購入です。
ありがとうございます^^







  「世界から猫が消えたなら」



余命わずかな主人公のもとに、そのことを告げる刺客が現れる。
冒頭のそんなストーリーのすべり出しは、どこかで見たようなよくある既出感からはじまった。





函館の坂道を自転車で駆け降りる主人公。
引きで写る港町の、平凡な暮らしを思わせる秀逸な風景。

それを小林武史の旋律が彩る。
ずば抜けた存在感の宮崎あおいが存在感を静かに消す電車のシーンとか、
クライマックスや奇抜なシーンよりも、こんなさりげない些細な場面が美しい。
ちょっと毛色は違うけれど、「ベルリン~天使の詩」を思わせる。






特別に見えて   特別じゃない。
これはあなたが、あなたの生きている価値を
あなた自身でさがす物語。
とりえのない日常の見えない裏側に 
たいせつな人とのかけがえのない真実がある。





「あなたが生まれてきてくれたことで 私の人生がどんなに素敵で輝いていたか、
きっとあなたにはわからないでしょうね。」





私はこのシーンがいちばん好きで。
学校から帰ってきて、台所のお母さんにじゃれたことはありませんか?
また、ランドセルも置く間もないほどに、わが子にむしゃぶりつかれて困ったことは?


世界から猫が消えたなら、

世界から僕が消えたなら―――。


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