引き続いて、VELTRAさんで、「癒しの苔玉作り体験」に参加してみました!
会場はリンクシェアの父の日・母の日フェアが行われた、楽天本社です。
っていうか本当に、海外オプショナルツアーの大手VELTRAで、こういった都内のスクール体験コースがあるなんて初耳!!
そして今回のチョイスがまた渋くって素敵なんですね~!
VELTRAを見ると、苔玉以外に、ミニ盆栽作りもコースにあります。

私は常日頃、苔、苔!と騒いでいる苔ガール(ガールはねえだろう)ですが、他のブロガーさんも苔玉や盆栽の話題に喰いつきがよくって、和の詫び寂びや癒しを求める女性が現代は多いんだな~と実感していたところでした。
ってことで、苔玉っちゃいます!!
材料はここまで先生が作ってきてくださっていました。
中心の植物は何種類かあって、好きなものを体験者がチョイスします。
まず最初に、苔玉の中に詰める土の話から。
これがすっごく深くって面白くって、苔玉作りのほぼ9割はこの土の形成が左右するんじゃないかと思ったくらい。
それぞれの特徴、混ぜる割合や丸め方によって、その後の苔玉の運命が決まると思いました。
この土の真面目なお話を聞いていたら、先生がシロガネーゼのように見えて実はかなりマニアックな趣向をお持ちだと気付きます。
苔を愛し、育てる。
それは可憐な薔薇の小鉢でも、妖艶な蘭でもなく、ただただ緑のグラデーションで占める苔。
面白味の一見なさそうな、生命力の見えなさそうな命を選ぶあたり、すごく視点の面白い方ではないかと思ったんですね。
(ああ~習ってみたい~!)
緑の小さな触手のような先っちょも、茶色く変色してきた根っこもすべてがいとおしい~!
丸くした土をある程度スプレーの水で湿らせて、手の中で丸く丸くしていきます。
しめっとした苔をその土に巻くと、手の中で苔がぎゅわっとざわめくよ!
土のすき間がないように、苔を引っ張りながらさらに埋めていきますよ。
子どもの寝ぐせを直してるみたいにわしゃわしゃとかき乱すようにすき間を埋めてしまいます。
丸みを帯びて隙間もなくなったら、緑の糸で四方八方から無尽に縛ってゆきます。
縦、横、斜め、上から、下から、手前から・・・
一か所に固まらないようにある程度の力で絞めていけば、あれよあれよという間に苔ごと固まりが丸まっていくのです。
痛くない? 苔ちゃん、痛くない?(心の声)
縦横無尽に縛り終えてまん丸くなったら苔玉の出来上がり!
適度に水分をスプレーで与えて、日光にも当てたりしながら育てることができます。
いやぁ~これは楽しかったです!
もともとの企画は「父の日に苔玉を贈りましょう!」っていうVELTRAさんの趣旨だったようなのですが、個人的にこれは絶対に自分がハマりそうな予感がしました。
ええ濃厚に(笑)。
事実、できあがった苔玉はお父さんへ贈るのがもはやもったいなくなってしまった親不孝なわたくしですが、失敗した苔玉なら父の日のプレゼントにしてやってもいいかなと思えなくもない・・・かな