すんごく素晴らしかったね!

 

 

 

 

 

 

 


JUJUの主題歌がね!!

 

 

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・・・としか答えようのない、偽装の夫婦(爆)。

 

「家政婦のミタ」の遊川さん脚本ということで、ある程度覚悟して見ていた「偽装の夫婦」。
まず個人的雑感をいうと、――― 遊川作品は好きじゃない。
主人公の美人を鉄仮面に設定するのが好きな変人的設定の脚本家というイメージである。
「◯◯妻」なんて共感できる部分が何一つない、柴咲コウの地位を貶めただけのドラマだと思っている。

「◯◯妻」のせいで、私は柴咲コウの声が実は変だったとか、大きな目が三白眼でギョロギョロ動く気持ち悪さに気付いてしまった。

それだけでもまったくけしからんドラマだった。

最終回しか見ていない「家政婦のミタ」も、松嶋菜々子のほうれい線がすごく不自然に濃くなったことを知ってしまったし、華奢だからこそ地味なダークカラーの服を着ると貧相で貧乏臭く見えてしまうことに愕然とした。
まったくけしからん!
遊川作品は女優殺しである。

 

ただし、「この人の脚本だから~」とか「あの人が演ずると」、といった先入観を捨ててしまわなければいけない。

そこから始めて今回の「偽装の夫婦」を振り返ってみた。


 


 

誰か教えてほしいと思う。

ライターズスクールで脚本家コースにいたころ、ストーリーの仕立て方という基本中の基本設定で"起承転結"ということを習った。
それはふだんの何気ない会話から始まり、4コママンガでも落語でもなんでもそうだろうと思っていた。
はじまりから経過があり、それはやがて終わりを迎える。
人生のように。 この世の摂理として。


だが遊川作品は違う。

 


ずっと見続けて、話を追ってきた。
会話を理解しようとし、演者の表情を読み取ろうとし、最終回までこぎつけた。

 

 

わからない。
このドラマの意味が分からない。
落としどころが分からない。

 

最終回の最後、同性愛者のカップルがただ列挙して出てきて、ドラマの主題に適い夫婦論(ご本人たちからするとパートナー論)をドキュメンタリータッチで話し始めたときには、もう食事をする手を止めて呆然としていた。

「偽装の夫婦」、これが最終回なのか?
話は終わったのか?

 

私は少々パニックである。

 


偽装の夫婦
http://www.ntv.co.jp/fake/