扶桑社編集部さんからのお誘いで、先日フジテレビ絶賛放送中の木曜10時ドラマ、
篠原涼子さん主演「オトナ女子」のロケセットを見にフジテレビ湾岸スタジオまで行ってきました。
前回の記事>>>「オトナ女子」スタジオセット取材ツアー①
先週の放送の亜紀さん・・・切なかったですね><
でもさオトナ女子に限らずさ、報われないことは世の中いっぱいあるよね。
続きましてのレポートは亜紀さんの自宅セットです。
意外に狭いのですがテレビで撮影したものを見ると、カメラがアップに寄ることで、部屋が広角に撮れるからもっと広く見えるマジックなんだそう。
靴を脱いでふつうに上がらせていただきました。
亜紀さんのイメージで白とグレーを基調としたシックな玄関ですね。
ドラマには玄関は出てきませんが、こうした細部まで細かく作り込んでいくそう。
斉藤工さん演じる真二が座り込んで玄関で亜紀を待つシーン・・・があってもいいように、とイメージ通りにセットを組んでいくことで、出演者の気持ちも盛り上がっていくようです。
実際に置く家具や部屋の感じは、篠原涼子さんとデザイナーの鈴木さんで相談して作り上げていったりもするようで、壁紙を真っ白ではなく光沢のある模様でイマドキな変化も持たせられるものにしたり、一人暮らし感を出すために誰かと住んでいる空気が出る余分なイスは排除したりといった配慮がなされています。
鈴木さんが書かれた亜紀の自宅の絵コンテ。
ほぼそのまんま、再現されています。
天井に屋根はなく、上には照明やカメラがびっしり!!
おしゃべりする篠原さんと吉瀬さんと砂羽さんを上から降りたカメラが寄りで撮ったりするのだとか。
これだけ照明があると、かなりセットは熱くなるようでした。
キッチンにはあまり自炊をしてる感じはありませんが、家電や生活感のある小物も。
ストーリーに出てくる「おくちワイングラス」 ¥1700
ちなみにフジテレビショップや通販サイトで販売中なんですって(笑)。
このキッチンの嵌めガラスがずれているのがわかりますか?
そこに立つキャストの表情を下からやアップで撮ったりするやめに、こうして随所にカメラが覗ける空間を作っておくのだそうです。
なるほど!
同ドラマの人気マスコット、にゃんこのちくわ。こちらはちくわが乗ったルンバもどき(笑)。
とってもおとなしいイイコちゃんだそうで、カメラが回っているときは動かないなど優秀なキャストとのことでした^^
他にもリアルに飼っていることを表現するために、部屋の角に使用中の爪とぎが貼られていたり、猫じゃらしがあったりテーブルにはわざとちくわの抜け毛が置いたままになっていたり。
動物が出るドラマではたいてい収録中にどこかへ行ってしまって、撮影が押す・・・といったトラブルがある中、
床下へ潜り込まないよう、セットの空間はすべてベニヤでふさいだそうですが、おとなしいちくわはそういった失敗は皆無!
スタッフ孝行!!
奥は亜紀さんの寝室です。
クローゼットは実は下にコロコロがついた可動式(笑)。
窓からのカメラワークのときはぴたっと壁のようにくっつき、ベッド側から撮るときはこのように外してオープンにした状態でこちら側から撮影されています。
面白いね~^^
・・・・・・・・・・・・・・・ってか、
たくみが寝たベッドォォォォォォ!!!
(注※安心してください。ダイブしていません。)
<つづく>