最近ちょこちょこと二子玉川に行っています。
今すごくHOT!な街、ニコタマ。
この日も6月にできたばかりという新しいお店でランチしてきました!




ダイニングキッチン neu(ノイ)

海鮮居酒屋さんの二階にありました。





店内はスッキリと整った美容院か雑貨屋さんみたい。
一点の曇りもない白い壁と木目の活きた明るい内装が目を惹きます。




メニューを開いてランチを一つ選んだら、すぐに前菜が出されました。
かつおのガリシア風と、スペイン風オムレツというスペイン料理2種の惣菜プレートです。  
パプリカパウダーを燻製にして香ばしさをアップ、スモークしたようなかつおの燻製香で始まるランチは、スタートからもうタダ者ではない!という感じ・・・!




パンかライスがセットにつくので、パンに。




+300円でオーガニックハーバルティーをオーダー。
中でも変わった色で目を惹いた、バタフライグリーンティーにしてみました。




バタフライグリーンティーは別名、蝶豆茶というのだそう。
注ぎ始めはこんなに美しいアクアマリンのような輝き。
ブルーベリーの20倍というアントシアニンが豊富で、抗酸化に効くアンチエイジングティーだそうですよ。




ブルートパーズのようになったところに、レモンをひとかけら・・・



わおー

一瞬で酸化して、アメジストのような色に変わっちゃうロマンチックなハーブティーなのでした!




メインのランチはというとビーフハンバーグセット 1280円に+500円でフォアグラ
トッピング。
ランチからフォアグラ(^▽^;)!
ほんとすみません!!(汗)




付け合わせのキヌア、実家と同じ岩手直送だというきれいに盛り付けられた素揚げのお野菜もどれも滋味深く。





そして何よりもハンバーグとフォアグラの二層重ねがすごい。
フォアグラ祭りどんとこい(*゚ー゚*)。
とってもオイリーに見えますが、これが全然! さっぱりしてて、この肉汁がただの油ではないことがうかがえます。





ノイのフォアグラはね、見ていただいたらわかるように色づいていません。
煮込んだり香りづけしたりして、何かでフォアグラの持つ生臭さをヘンに消そうとしていないの。
フォアグラらしさがのびのびしてて、まるでしっとりしたバターのかたまりを贅沢に頬張っているような満足感があります。




つなぎの感じられないなめらかなハンバーグはもちろんジューシーで、さらにフォアグラでコクをのせて、一緒に噛むと際限なく出てくる肉汁の豊かさ。




こんなフォアグラはあまり出会えないな~。しみじみ思いました。
ちなみにお友だちのメインは、岩手の大船渡産のシイラのソテーだったかな?
大船渡、震災から行けていないので懐かしく思い出しました。




本格的なランチメニューに、これは何かもう一皿食べてみたくなり、レバームースにしようかと思っていたら、店長さんが超おすすめと教えてくれたのがこちら。




ソーセージ職人のジョンさんが作る(?) 特製白と黒のソーセージ 1380円。
添えられているものはエゴママスタード。




白はセージのソーセージ、黒はブラック(血の)ソーセージ。
肉肉しいソーセージもかなり本格的!
特にブラックは苦手な人は苦手だけど好きな人はこれだけでワインが進みそう!!






見回すと、きちんと整頓されたグラスたち、ぴしっと伸びた背筋にアイロンの行き届いた店長さんのカフェエプロン。
お店全体がすごい美意識を持って、営業されている姿勢が伝わります。

だから割と見つけにくい場所だと思うのに、デザイナーさんっぽいおしゃれ男子や二子玉マダムたちがどんどん吸い込まれるようにお店に入ってくるのです。




ええい、甘いものも食べたくなっちゃった!と本日のデザートも+300円で追加。
プリンとミルクアイスでした。
ミルクアイスは本当にミルク感たっぷりで、きめ細かいアイスとソルベの中間タイプ。
プリンはというと、口に含んで「ん?!」と思わず言ってしまった一品。
酸味がキター!?と思ったらバニラにバルサミコソースを混ぜたソースだったみたい!
こちらのシェフは、一ひねりクセの効いたレシピがお得意なようす!
うーん、食べるこっちもクセになりそう!




帰りがけにちらっと聞いてみたら、「ノイ」のマークはフラッグ。
”新しさ”や”根付く”といったドイツ語を語源として付けられたそうです。
新店舗はすっかり街に根付いて、新しさにあふれたお料理でニコタマのグルメさんたちのたまり場になっていました。


neu イタリアン / 二子玉川駅二子新地駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7