ふわふわっとした生地も、ハードな皮も大好き。
おかずパンもおやつパンも大好き。
お友だちの3pokoちゃんが、吉祥寺の美味しいパン屋さんをブログで紹介してくれていて、ちょうど行く機会があるからと寄ってみました。
見過ごしそうな花屋さんの脇の小道を入っていったビルの地下にありました。
一度通り過ぎてわからず、ご近所さんに教えてもらって道を戻り、やっとたどり着きました。
ガラス貼りの大きな正面。
天井も高く、奥には制作風景も見える厨房があり、もう店内自体が工房のようでフォトジェニック!
昨日は運よく並んではいなかったものの、通常かなりお客さんが並ぶ繁盛店、デジカメを出して取る雰囲気ではなく、スマホでパシャリ。
ああ~ 素敵~
こちらのお店はちょっと変わっていて、自分でトレーを持ちパンを選んでゆくのではなく、スタッフさんがトングを持ちお客さんが選んだパンをトレーに乗せてゆくスタイル。
よって並んでいるパンがまもられた状態でレジまで運ばれます。
でもね、だからこそね。
すっごく迷うんです。
あれもおいしそう・・・ これも美味しいに違いない・・・
だんだんそんなドツボにハマって決まらない!
だってどれも材料にハンパなくこだわり、美しい姿なんだもの!
お薦めを聞いたりしながら迷いに迷って、買ったパン。
(この後用があったのでお試しに数個のみ)
パンは一個ずつ袋に入れて包んでくれます。

美味しかったものをご紹介しますね。
■フリットン 120円
小さな角切りバターを巻き込んで焼き上げ。
小麦は北海道十勝産の「きたのかおり」100%。
粉・塩・水だけのシンプルな生地に、沁みこんだバターが深い味わいを感じます。
これがもうね、ぜっっっっぴん!!
絶品に美味しいのです!
ふわふわの生地にバターの風味、そんなシンプルな小さいパンがたまらなく美味しい。
■パンブール 60円
■かのこ ノワール 160円
牛乳とバターのきめ細かい生地に、北海道産・黒豆かのこを混ぜ込みました。
小麦粉は十勝産「はるきらり」、栃木産「ゆめかおり」使用。
手に収まる小ぶりなスクエアのパンに大きな黒豆かのこがゴロゴロ入っていて、食べようと割ってみて驚きました!
生地はふんわり、お豆はホクホク。
甘く煮込まれて練り込まれ、パンのしょっぱさと相乗効果で引きあいます。
もう、その一言に尽きます――――。
"Dans 10 ans(ダンディゾン)"とは、10年後という意味なのだとか。
毎日食べるパンだから、シンプルで美味しいものを・・・という思いで作られるパンたち。
「今日はパンを買うためにでかけます。」
そう言って家を出たい、極上のパン屋さんに出逢えました。

ダンディゾン
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-2
0422-23-2595
10:00-18:00
水・第1第3火定休
ダンディゾン (パン / 吉祥寺駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6