
今回の会場も、新宿甲州通り沿いのいつもの、クリナップさん新宿ショールームで行われました。
こちらは、富山名産・鱒寿司をお持ちくださった、 高芳の鱒の寿しさんご一行さま。
鱒寿司といえば、笹に包まれたい~い香りと鮮やかな紅色が美しく、駅弁や贈り物としても人気が高いグルメ品ですよね

創業大正14年という歴史ある高芳さんの鱒寿司のこだわりは、新鮮な酢〆のサクラマスにまずあります。
他店では安価なサーモンを使用したものも多い中、こちらではサーモンより脂が少なく淡白でヘルシーな北海道・渡島半島の沖合いのサクラマスを三枚におろし、切り身に。
鱒の繊維質を切らない手法で丁寧にカットできるのは、熟練した職人さんの手作業ですべてこなされるからこそなんだそうです。
富山は技術、職人さんのまちですが、高芳さんにもその富山ブランドの誇りが脈々と生きていらっしゃるのですね!
そこに良質の越中米こしひかりを酢飯にしすることでバランスをとり、防腐剤を一切使わない昔ながらの殺菌効果の高い笹の葉で桶にくるめば、自然の恵みいっぱいの鱒寿しができあがります。
そのおいしさゆえ、雑誌「CasaBRUTUS」や「一個人」で紹介もされた、31年の歴史を誇る名品なのです

紙の包装を開くと、手の込んだ桶が!!
期待が高まるわぁ~

笹のまま逆さにして取り出し、八つ切りくらいのカットがお薦め。
夏場は一時間ほど冷蔵庫で冷やす、冬場は逆にご飯が硬くなりやすいのであるべく暖かい場所に置くといいそうです。
開いていくと、鱒寿しを脱がしていくというかw、桜色の鱒の色もあいまって花びらが咲いたようにその場が華やか!
これは集まりの場で、ぜひともみんなの視線を集めながら開封の儀から、入刀シーンまでを行いたい一品ですね!!
とってもとっても美しい断面に、丁寧な手作業の手仕事が目に浮かびようです。
味のしみこんだサクラマスのホッこりおいしいこと、おいしいこと。
上品で旨みがぎゅっと押し込まれている押し寿司ならでは。
ちなみに、「高芳の鱒寿し」が一番おいしくいただける期間は、夏冬は製造日を含む二日間、春秋は三日間だそう。
まさに両親や大切なお客さまが来る前に合わせて注文し、そっと食卓へ出したいような本場・富山の味。
高芳さんでは、この富山の伝統の味を全国へ~地方発送も受けていらっしゃいます。
電話・FAX・メールなど、詳細は高芳さんHPまで!
富山市本町3-29
076-441-2724

