人気お料理ブロガーのマイティさんと作る、佐渡産コシヒカリ「朱鷺(トキ)と暮らす郷」を使ったアイデアおにぎり体験イベントのご紹介♪


                その(1)
                その(2)



日本で初めて佐渡がGIAHS(ジアス)農業遺産に認定されたのが2011年6月。
トキと共生する佐渡の里山活動が、世界的に重要な農業遺産として国際連合食糧農業機関により認められたのです。


古くは万葉集にも登場するトキ。
かつては田んぼや川沿いに普通に存在した、身近な鳥だったんですね。
ところが明治時代から乱獲や自然環境の悪化でその数は余儀なく激減・・・
1981年佐渡に残っていた最後の天然のトキ5羽が保護され、日本の空を自由に飛ぶトキはいなくなってしまったんだそうです。

体長約75cm、羽を広げた長さ約140cm。オスは2kg弱、メスは1.5kg前後の鳥です。
国指定の天然記念物であり、国際保護鳥でもあります。
平成23年9月当時170羽ほどが順化ゲージで飼育されているそうです。


トキの餌はコウノトリとも似ていて、どじょうなど動物性のもの。

1羽のトキが1ヶ月に食べるその量は2.5kgにも及ぶそうです。凄い食欲ですね!


「トキを信じて―――」
佐渡の人々の長いトキをめぐる物語が始まります。

これまで6回の放鳥で91羽のトキがはばたきました。
地域に守られ、育まれる活動として、佐渡に住む大人から子どもまでが一つとなりその活動は広がってゆきました。
放鳥の日、佐渡の人々の思いをのせてはばたく10羽のトキ。
緋色に映えるそのくれないの翼はどんなにか美しかったことでしょう・・・。
ビデオのBGMは「陽だまりの詩」を歌っていたル・クプルの藤田恵美さんが子どもたちと歌った歌です。
なんだか映像とあいまって、じ~ん!としますニコーじーん


「朱鷺と暮らす郷」米を買うと、売り上げの一部が佐渡市トキ保護募金に寄付されるシステム。
おいしくいただいたご飯で、佐渡の朱鷺が大空を舞う手助けをしていますトキ






↑ちなみに、Honda Smile Mission 佐渡島 総集編です。
このシリーズ、大好きで、全国版たまに見ています。


「佐渡島の形知ってますか?」
「完全に〝S〟」
っていうところほんと笑う(笑)!



そんな「朱鷺と暮らす郷」米は、日本穀物検定協会の食味ランキングで7年連続特A評価を得た実力派でもあります。
噛んだときの適度な弾力と甘み、ほんのり漂う香り、冷めてもおいしい点はおにぎりにぴったり。



もちろん今回マイティさん作の炊き込みの具であるイカの塩辛も八幡芋も藻塩も佐渡産です!
とにかく炊き込みとして塩辛を炊くというアイデアにびっくり!


材料(8個分)

●佐渡産コシヒカリ 2合
●八幡芋 100g
●イカの塩辛 50g
●おろし生姜 小さじ1
●酒 大さじ1
●しょうゆ 大さじ1/2
●みりん 大さじ1/2
●だし汁 2合分
●大葉 4枚



炊きあがったものは、各テーブルでそれぞれが握って丸め、大葉を巻きます。


私のテーブルには2人の男性ブロガーさんが参加されていましたが、さすが! お料理ブロガーさんです。
私より手際が良くおにぎり作りも上手

白米の方には具になんと、アンチョビとブラックオリーブを和えたものを! これまた斬新!



両方とも刻んで混ぜるものですが、アンチョビの塩辛さとオリーブの食感がなるほどお漬物に似ていますOK

太鼓型にし、佐渡の伝統文化鬼太鼓のマークに切った海苔を貼って完成!


・・・なのですが、↑遊び心で私はトキの羽のマークにしてみました(笑)。



八幡芋の豚バラ巻き串焼きは、お湯でゆでた八幡芋に豚バラを巻き、焼いたら甘辛いしょうゆダレと佐渡の藻塩とで二種類の味付けを。
八幡芋って繊維がぐっと詰まっていてもっちりした食感です。噛むとムギュッと土の旨みが感じられるよう!

豚肉から出る香ばしい脂も八幡芋を味付けしてますますおいしいのだチュゥッ


これは佐渡のご当地食材「いごねり」。
初めて見ました!
佐渡島の特産の海藻えごのりを溶かして煮詰めた加工品で、食感も見た目も味もつるんとしていてこんにゃくチックです。


レバ刺し風にごま油やおろしにんにくを効かした薬味とタレでいただいてみました。

 


佐渡の食って、そのままの素材をもうひと手間活かしたような、伝統の感じられるメニューが素敵。


手付かずの自然と豊富な食材が、Sの字の島にいっぱい詰まってるんだね~♪



まさにうまさギッシリ新潟の、旨し島・佐渡!!




おみやげにも佐渡グルメをいっぱいいただいて嬉しかったです。


冷蔵で3日が期限という、何とも贅沢な鮮度の手造り一夜干しのいか塩辛は、いか好きなわが家では1日と持たなかったほどの大人気


絶好の海流の深海で採れるみしお(深塩)は、もったいなくてまだ使ってません
これらの「朱鷺と暮らす郷」米ほか、水、塩などといった佐渡の幸は、有楽町の佐渡特選市場や表参道ネスパスにて買うことができます。



佐渡観光協会さん、レシピブログさん、
素敵なイベントへのお招きありがとうございました(^人^)!





そしてなんと会場出口で、一人一人に前夜ビスコッティを焼いてきてくださった、素敵奥さまマイティさん!
ありがとうございました!



そして会場で流れた素敵な佐渡の風景写真、家でよく見たら、やっぱりカメラマンの天野尚さんの写真!
以前、池袋駅構内の写真展示で拝見して、本当に本当に素敵な風景を写されてるなぁと思っていた方でした・・・。
ここで再会できて、鳥肌ブルブルです・°・(ノД`)・°・
           




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