=あいたい兵庫キャンペーン・旅ブロガー。
     台風遭遇の一泊二日で、兵庫県丹波地域を親子旅してきました~。


  その1矢印【あいたい兵庫・旅ブロガー(1)】 丹波で秋旅!~初LCCに乗りたかったの巻~
  その2矢印【あいたい兵庫・旅ブロガー(2)】 丹波で秋旅!~あいたい丹波竜! 化石工房ちーたんの館~
  その3矢印【あいたい兵庫・旅ブロガー(3)】 丹波で秋旅!~恐竜の世界にどっぷりつかる~
  その4矢印【あいたい兵庫・旅ブロガー(4)】 丹波で秋旅!~喜びを運ぶ「ふくちあん」で反省する~
  その5矢印【あいたい兵庫・旅ブロガー(5)】 丹波で秋旅!~ぶらり歩き柏原(かいばら)城下町~
  その6矢印【あいたい兵庫・旅ブロガー(6)】 丹波で秋旅!~遠巻きに見えた発掘現場「元気村かみくげ」~ 
  その7矢印【あいたい兵庫・旅ブロガー(7)】 丹波で秋旅!~丹波伝統工芸公園・立杭陶の郷(すえのさと)~
  その8矢印【あいたい兵庫・旅ブロガー(8)】 丹波で秋旅!~惚れ惚れする作品に出逢える窯元横丁~
  その9矢印【あいたい兵庫・旅ブロガー(9)】 丹波で秋旅!~レストラン獅子銀で篠山まるごと丼に舌鼓~
  その10矢印【あいたい兵庫・旅ブロガー(10)】 丹波で秋旅!~貴重な「登り窯」を発見~


さっき登ってきた道を、今度は電話で来てもらったタクシーで下ってゆきます。
本音を言えばタクシーを乗り継いでする観光はあまり好きじゃありませんでした
電車を乗り継いだり、地元の人と世間話したり、レンタルした自転車で風景を見ながら移動するのが好き。
コストの面でもそのぶんでご当地アイスの一つでも食べられたらうれしい。
天候が天候だし楽ではあるけど、楽さと対価との替わりに、何か大切なものを見逃してきた気がします。

巡回してくれるコミュニティバスやワンコインバスなど、また陶芸施設や温泉とセットになった移動プランがあったらいいな~なんて思いました。

それでも一生懸命窓の外を見ていると、たくさんの窯元の看板が視界を流れていきました。
次に丹波に来たら、絶対に窯元を歩いて回ろう!
一つ一つの窯に顔を出し、作陶している人に話を聞き、作品の味わいを見て歩こう。




ようやく旅も終わろうかというころ、少しずつ少しずつ、雲間が出てきました。
空や雲って不思議。人知を超えた世界だなっていつも思う。

あらがえない大きな大きな力に、今回も揺さぶられてきました。



相野駅に到着。
こうして線路が続く光景は、まるで「君の旅はこのままずっと続いていくよ。」って世界に言われているようでほっとするから好き。
ついつい写真を撮ってしまう。
私のtwitterの壁紙はわたらせ電鉄の線路だよ♪


ずっと続いていく保証はないから、だからこそ求めて求めて旅に出る。
見知らぬどこか、見知らぬ景色、見知らぬひと、見知らぬわたし。

知らなかったたくさんのものに出逢い、気づいて、それらの見えないおみやげを抱いて、今回もおうちに帰る。
機会をありがとう、時間をありがとう。




新大阪駅。


重たそうな雲がいっぱい。
携帯には「台風で8時間も新幹線に缶詰めになった」と先に帰った旦那からの不機嫌なメールが・・・



そうそう、乗っていたのぞみ、各列に電源があって充電切れそうだったので助かった~


私のカートの上にあるものは、前日の「ちーたんの館」で作ったサンプル化石。
子どもたちは本当に楽しかったようで、ずっと手に握っていました。


家族で一緒に旅行するモニターはあまりなかったけど、子どもたちが何を楽しく思い、何が不便だったのかを知るとてもいい機会になりました。
こうして大事に大事に持って歩いてくれると、振り回しちゃったけど連れて行った母も嬉しくなるなにま~



新幹線のおやつは、さっき新大阪駅で買ったたこ焼き。


と、串揚げ。



そしてお待ちかね!
陶の郷「獅子銀」さんで買った〝黒豆コロッケ〟


時間は経っていたのに、衣はさっくさく、中には黒豆がこ~んなにゴロゴロ!




お芋にしっかり甘目の味が付いているから、ソースは不要。
おかずなんだけど、独特の甘みもあるからおやつにぴったり!! 

これは・・・できたてはきっと牛とろ飯よりももしかしておいしいんじゃないだろうか!(黒豆コロッケ定食なるものがメニューにはあった。)



満腹になり少しうとうとしかかった頃、窓の外は夕焼けがはじまり・・・


夕ご飯に間に合う形で、親子の秋旅は終わろうとしていました。



余談:
首都圏のエスカレーターは左に寄り、右が急ぐ人用ですが、
――― 関西は逆だね。
あなたの街はどちらですか?(;^_^A




数日後、陶の郷から子どもたちの絵付けした湯呑が届きました。


丁寧に梱包された箱には「丹波焼」の文字も♪


手になじむ厚み、味わいの深い焦げ茶の釉薬。
裏には子供たちが掘った日付と名前入りです。
二人とも大よろこび。
思い出を紡いで旅する時間もいいけど、後から見るたび使うたびじんわり思い出す、こんな丹波の旅も素敵です。




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