あいたい兵庫キャンペーン・旅ブロガー2日め.。
やっとの思いで相野駅に到着。
その1

その2

その3

その4

その5

その6

とりあえずATMも見付けたので、お金を降ろしておきます。
相野駅からは、姫神バスで10分とのことでしたが・・・・・なんとバス停の時刻表を見ると、2時間半バスが来ません
いたしかたなく、またタクシーに乗りました。
運転手さんがとっても気さくなおじさんで、息子さんが東京に上京されていること、お嬢さんの話などしながら山道を登っていきます。
このあたりから、立杭(たちくい)という陶芸の里のようですね。
右も左も窯元や即売所・・・
すごいですね 川沿いに窯が広がってますよ、と運転手さん。
うねうねと曲がりくねる道を上り、着きました!
緑がこんもり茂る里山の中にぽつんと建っています、
丹波伝統工芸公園「陶の郷(すえのさと)」。
相野駅からは2200円ほど。結構遠いです。
丹波立杭焼は800年以上受け継がれた、日本六古窯の一つ。1978年に国の伝統的工芸品の指定を受けています。
ちなみにあとの五つの古窯は、瀬戸焼、常滑焼、信楽焼、備前焼、越前焼です

風情ある陶灯がお出迎え♪

歩く道にも陶器の欠片が埋め込まれていて、こだわった造りなのがわかります。
入場料もなんて良心的な値段!
こちらではレンタサイクルの貸し出しもあるようですね
さて、子どもたちが楽しみにしていた陶芸教室にまずやってきました。
広い教室に台風だったこともあり、先客は家族連れが1組。
料金は粘度細工が1500円。湯呑みに絵付け体験が600円、皿の絵付け800円、陶灯3000円、ロクロ実演なら3000円です。
ただロクロを使ったり手び練りだと1時間はかかってしまいます。
学生時代、日本画か陶芸か―――。
コースを悩んで結局は日本画を選択しましたが、陶芸にも惹かれていたので、何度か陶芸体験の旅も友人としたことがあります。
だからこの匂い、部屋の感じ、すっごく懐かしい
とりあえず、子どもたちに湯呑の絵付けをさせることにしました。
受付で申し込み、体験料も支払います。送料は一か所1000円。
パンフを見ていたら、陶の郷には宿泊棟としてバンガローもあったようですね。
どうせだったらここに泊まればよかったなぁ~
陶芸教室とはいっても、こんな風に自由に書いてね、と道具を出されるだけで、マンツーマンで教わるわけではなさそう
平安時代末期にはじまったと言われる丹波焼、その代表的な、赤土部釉(あかどべゆう)は、江戸時代初期から釉薬として壺や山椒壺などに盛んに用いられてきたそうです。
釉薬の濃淡や焼成具合によって、狐色のほか、栗皮色などさまざまな色に発色する特色のある釉薬で、なんとなく丹波の特産である黒豆や栗を連想させる色でもあります。
土の採集にはじまり、水ひ、土揉み、成形、削り、乾燥、素焼、本焼・・・
手のかかる行程を経て完成する丹波立杭焼は、その手になじむ独特の素朴な感触が魅力でもあります。
陶の郷近くには、こんなに窯元が密集してるんだって!
それぞれが近いこともあり、ガイドマップを見ていたら、2009年から窯や工房をガイドさんが解説しながらめぐるまち歩きツアーもあるらしく、器を見るのみでなく、陶器を生んだ町を歩いてその文化を知ることもできたみたいです。
平安~鎌倉~室町~近代へと流れて行った丹波焼の歴史、触れて見たかったものです
陶芸教室の上階には、立杭焼の展示室、伝統産業会館やレストランなど以外に、展示即売所「窯元横丁」があり、50軒を超える丹波焼のすべての窯元の作品展示即売がされていてこれは見逃せない!
丹波伝統工芸公園「陶の郷」。
篠山市今田町上立杭3
079-597-2034
10:00~18:00
大人200円、小中学生50円
(陶芸体験別途料金)

