長野の地銀「八十二銀行」主催、都内で開かれた『長野の観光 着地型旅行商品プレゼン会』に2012年に参加した時の記事です。
当時、東日本大震災および長野県北部地震の影響で、長野の観光需要は大打撃・・・
その落ち込みに対応するため、 商談会を通じてPR、誘客や宿泊型旅行商品を強く推してゆく試みでした。
また、当時漠然としていた北陸新幹線の延長区間を見据えた、着地型観光を中心とした首都圏向けの取り組みについても模索していらしたのですね。
1.戸倉上山田温泉
「長野インバウンド・サミット」の実行委員長 タイラーリンチ氏
を主体に他の宿泊施設経営者と行政との連携による着地型商品提案
2.湯田中・渋温泉+志賀高原
湯田中ビューホテルによる着地型商品提案
3.飯山
信州いいやま観光局を主体にした着地型商品提案
4.南木曽
役場(観光協会)を主体に、ウォーキングを中心とした着地型商品提案
5.栄村
役場と振興公社が連携し、観光資源にちょっとした仕掛けを加えた着地型商品提案
栄村名物あんぽスイーツと甘酒をいただきながら拝聴。
中でもいまだに強く覚えているのが、戸倉上山田温泉の町づくりで有名な、滝の湯の武井社長と
「長野インバウンド・サミット」の実行委員長・タイラーさんのプレゼン!
タイラーさんは戸倉上山田温泉「亀清旅館」の青い目の若旦那さんです。
東京オリンピックのとの字すらささやかれていないこの頃から、海外からのインバウンド客に着目し、多岐にわたる試みに取り組まれているお宿・温泉組合です。
観光マップには英語表記、メニューもきちんと解説を入れてありました。
定休日、開店時間、また欧米人には馴染みがないお座敷か、いす席か。
お通しは必要なのか。
細かい配慮が成せるのも、タイラーさんの外からの目線があったから。
カードは使えるか、ランチはやっているか、ベジタリアンに配慮はあるか。
もちろんマップもわかりやすいのです。
勉強になりました!
八十二銀行
http://www.82bank.co.jp/
長野県観光公社
http://www.nagano-tabi.net/