苺子の薔薇ごこち


みちのく銀行さんセレクション、農畜産生産者20社が会しバイヤー各社のみが集うイベントにお邪魔してまいりました。

とはいえ「緊張するかしら?」と思ったのもつかの間。

夏に函館でたくさん北のグルメを回ってきたんですよと言うと、主催者さん自らぱっと華やいだ笑顔で迎えてくださる、そんなあたたかい雰囲気の中で行われました。


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場所は銀座のKIHACHI本店


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震災後、生命線でもあるアグリビジネスが希薄になっていってはいけないと、みちのく銀行が立ち上がった初めての試みだそうですが、ネーミングはもちろんあの演歌の名曲からもじって・・・(笑)と、やはり気負いよりも絆やあたたかみを感じます。


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杉本頭取のご挨拶、そして青函フードをその手で魔法にかけるのは料理界をリードし続ける熊谷喜八シェフ。

青森にご縁があるという喜八シェフが出展社さんの食材をベースに、メニュー考案・調理もこなされました。

シェフの優しい笑顔が印象的です。

料理人としてお客様の口に入るものには絶対的な責任を、というスタンスを守り続け、今も“食を通して日本を元気に~”と全国の産地を訪問し応援し続けておられるのだそうです。


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ミネラルウォータはじめ、豊富な食材、飲料はやはり豊富な自然あふれる北の土地からの財産。


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用意された料理もドリンクも、種類の多さ、量の多さにとにかく驚かされます。


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私はこの後用事もあったので、乾杯にはEM総合ネット弘前さんのEMりんごジュース。

弘前ねぷたのラベルもかっこいいのですが、特出すべきはその味の純粋さ。りんご本来の甘酸っぱさがストレートに感じられるおいしさです。


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東京から函館までは、かつては青函連絡船で16時間たっぷりかけて移動していました。

消費者の流れが滞っていただけでなく、もちろん食材の調達時間も要していたのでしょう。    

そこでみちのく銀行・杉本頭取はおっしゃいます。

だいたい、首都圏との経済パイプは青森や函館まで届かずに途中で途切れてしまう、と。

だけど今、待ちに待った新幹線も開通しました。その距離は、はやぶさで4時間と一気に短縮されたのです。

青森県と道南を“津軽海峡経済圏”として、地元のために復興のために、食品産業の販路拡大、そしてさらなる青森・北海道がますます飛躍できるように、青森・函館グルメのイメージアップとともに、食を通じて震災からの復興を目指す元気を関東圏へアピールしたい―――。

グルメから発進し観光を巻き込んだ地域活性化、それがこの商談の着地点なのだそうです。


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さて、切らすことなく次々と足される豪華なお食事タイムに移りました。

プレートの向こうには、生産者の皆さん自らが取り分けてくださり、そこにはフェイスtoフェイスで目に見える笑顔があります。

苦労し、手間と愛情をかけ、それこそいのちをかけて育ててきた食材の物語について、会話を直接交わすことができる貴重なチャンスでも。

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茶ッピーりんごと生ハムのサラダ(イーエム総合ネット弘前@弘前)


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米麺のフリット(高砂食品@平川)


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フレッシュ・チーズいかのフリット(味の海豊@函館)

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昆布〆ひらめのカルパッチョ(中水青森中央水産@青森・片井製薬@函館)


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しじみの炊き込みご飯(福島商店@青森)

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炭火焼やまざきポーク(三沢農場@三沢)

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そばもやしのパスタ(あすなろ理研@平川)


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なまこの韓国風サラダ(マルモ@むつ)

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あおもり黒毛和牛ステーキ・香味ソース(芹沢農場@十和田)


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黒にんにくのフリット(柏崎青果@おいらせ)


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馬肉のキハチ叩き(尾形精肉店@五戸)


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青森シャモロックのすき焼き風(大鰐振興@大鰐)


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皆さんそのおいしさに商談も忘れ、味に酔いしれています~(笑)。

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かくいう私も。ごっそりと( ´艸`)♪

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キハチ特製デザートだってたーんまりですキラキラ


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柿のジュレ


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マスカルポーネチーズケーキ??

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これが絶品!! 青森りんごのさくさくパイ!!

私人生で一番おいしかったアップルパイに入る~~っ( ̄▽+ ̄*)!!

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こめたまのクレーム・ブリュレ(常盤村養鶏@藤崎)

米のように白い卵・・・だったとお聞きしたように記憶します。

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キラキラし・・・・・幸せすぎる青函グルメ。


食事のあとはお酒も交え、歓談しながらフリーの商談タイムだったんですが、皆さん昔から見知ったまるで同窓会のような和んだ空気で進んでいました。

途中、喜八シェフ自らがマイクを握られ、メニューの食材についての思いや調理法など丁寧にお話くださいました。

初対面同士でも難なく進む会話。

それは一本の糸がつながっているようでも、何かが高いところから低いところへと自然に流れる当たり前のことのようにも私からは見えました。

つながってゆくもの、つながっていたもの。

ルーツをたどると、あのいさり火の揺れる津軽海峡のように深くて広い何かですでにつながっていたのかもしれません。


津軽海峡はとっても綺麗だった。

果てなく続く海岸線、深く沈む夕闇の奥にちらちら揺れるいか釣り漁船のいさり火・・・。青森らしさ、函館らしさがいさり火のようにキラリと光る、そんな食材がたくさんキKIHACHIにはありました。

そして青森・函館にも待っています。
行って食べるのが私はいちばん好きですね。かなうなら、どこでもそうだけどその土地で食べたいです。

その食材のおふくろとも言える、海や山の前でね♪

キハチシェフはしばらくお隣だった時間もあったんですが、人見知りってほんと嫌だねぇ・・・(゚ー゚;あせる

こういうとき、まともに話せたことがないという。

素敵なご招待、ありがとうございました!


KIHACHI本店

東京地都中央区銀座2-2-6


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