
流れとしては「健康川柳」は応募作の中からノミネートされた15編を、月刊からだにいいこと読者とどらっぐぱぱす来店客が投票し、上位入賞作を決めるもの。・・・ということで団体票がものを言いますよね。
一般の方の集計と、選者の予想とが一致しなかったそうで、そこもまた見識がわかれ面白かったそうです。
私もノミネート作を一覧にした紙をいただいたのでざっと目を通しましたが、あとからの結果を見ると、いいなと思ったのに入っていない作品が何作もありました。
結局は「ああ、あるある」という"共感”がキーワードだったのかなぁ~と私も思います。
なるほど川柳を応募する側からすると、そういった「選ばれる理由」を知ることも、受賞への近道なんだと気づくことができました。
個性的より一般論が通過する賞も、正統派公募には多いのです。
気になる上位5位からを発表しますと・・・
第5位。
息子を持つママとして、風邪のときくらいしか触れちゃいけないのか的なガッカリ感が襲います
でもこれイラストがなかったらすぐに真意がわからなかったな~。みなさんはどうですか?思春期ってそういうもの??
4位。
ヤベッ!! 思わずそんな声が漏れてしまった私です。
3位。
健康川柳だけに、ぷっと笑える高齢化社会を揶揄した切り口・・・荒唐無稽をもじったPNも川柳の猛者とお見受けしました( ´艸`)。
2位。
超ーわかりやすい自爆ネタですが、すぐにビジュアルが浮かぶ、誰でも微笑ましく?聞ける作品ですね。
そして栄えある第1位!
どうですかみなさん・・・?
選ばれたものはと言うと、情景が浮かぶ、そして身につまされるものがほとんど。
江戸っ子言葉や活きのいい、勢いに乗った話し口調のものなどリズムがあり、印象深いもの。
どこかで聞いたことのあるような、あるある的なつぶやきを、リズムに乗せたり韻を踏んだりして共有できる叫びに変えたもの。
難しく考えず、軽い気持ちで出せるのが川柳の良さでもあります。
なんと、入賞上位作品はこんな立派な盾にしてもらい手渡されるんだって!!
やっぱこれだよねー。公募の醍醐味。
・・・選ばれる幸せ、名が残る名誉。
ああ、私もすごい皆さんを見習って、このアクリルに名を刻んでみたい~~