朝からラジウム、ラジウムと耳にしていて・・・そういえばと思い出しました。


苺子の薔薇ごこち

夏に訪れた、北海道・長万部(おしゃまんべ)。
ちなみに長万部とは、アイヌ語で「カレイのいるところ」っていう意味なんだそうで、噴火湾はカレイ、ヒラメのメッカで季節問わず釣りができるところでした。

苺子の薔薇ごこち

湯治場としても秘湯としても全国区で知られる、「二股らぢうむ温泉」。
泉質である炭酸カルシウムが何万年もかけて蓄積してできあがった放射性石灰華ドームで有名です。

苺子の薔薇ごこち

ドームは今も成長中・・・
世界に二つ、アメリカのイエローストーン国立公園とここだけというこの石灰華ドームは世界的にも貴重な産物で、北海道の天然記念物に指定。
昭和30年に天然ガスを試掘していたところ、偶然天然ガスとともに温泉が噴出し、その後また新しく泉源を掘り当てたりしつつ、今は各宿に配湯されているそうです。

高張性弱アルカリ高温泉で炭酸カルシウムを豊富に含み、鉄分も豊富。

放射性物質のラジウムを豊富に含み、効能は多様な病原・ウィルスにも効くのではと研究がなされています。


苺子の薔薇ごこち


ぬめぬめしたお湯の色は言い方は悪いかもだけど濁流色・・・。ちょっと舐める気が起こりませんでしたので、今回は味はわかりませんー。

白い湯の花が上澄みにびっしり浮遊しています。
露天好きなので、混浴の方にも入りました。ぬるい温度でありながら、びりびりと大地のパワーを感じる温泉です。

燃える様な赤い奇岩は異様な迫力。

自然に人は勝てないのだと、否応なしに思わずにはいられません。

長い長い時間、見ていたい風景の温泉でした。

苺子の薔薇ごこち

温泉情報ではわからないこと、驚くことがいっぱい。

やっぱり百聞は一見にしかずなんだなぁと、旅をするごとに思わされますね。

また詳しくは旅程も含め温泉レポート書こうと思います~。



苺子の薔薇ごこち