汚染水を積むためになにかとニュースに上っているメガフロート。
メガフロートとは超大型浮体式構造物をさし、巨大人工浮島とも呼ばれるもので、今回話題になったものは清水港海釣り公園として浮いていたものでした。
長さ136m、幅46m、高さ3m。内部が約18000平方mもの空洞となっていて、鋼鉄でできたいわば鉄の浮き輪。
その空洞部分に、福島第一原発6号機仮設タンクから低濃度放射性汚染水の移送が開始されたようです。
そんなことになるものとはちっとも知らずに、我が家は以前の夏、釣りで訪れていました。
海に浮かぶメガフロートの上に作られた釣り施設は、キッズエリアあり、売店あり、簡易シャワーありのまるで人口の釣り天国。
日出埠頭から渡船で渡り、安全な海釣り公園として家族のレジャーの場としてにぎわっていました。
釣果はこんな感じ。
小さいキスやしこいわししか釣り上げたことのないちゅーたでも、30センチ近いコノシロを上げたりと豊富な釣り場で、行った日もずいぶんと人が集まっていたなぁ。
夏の晴天の日には、こんなふうに富士山もくっきり。ものすごい絶景です!
魚介が大好きな私は、
今回の被害にも、そして風評被害で苦しむ各地の方々のことも胸が痛いです。
静岡県では、「がんばろう東日本! ふじのくに ゴーゴーキャンペーン 」と題して、お得な格安宿泊料金でまた被災地支援もできるプランを展開中なので、
わが家もぜひ、この夏に静岡をまた訪れたいと計画しています。
ちなみにこちらは、
去年の夏にアフリカ人のお友達を連れて海水浴で訪れた、東北・陸前高田の海岸です。
いまは跡形もない姿です。
いつも行っていた釣りえさの売店も、漁師のおじさんたちの集会所も報道で見ても跡形もなかった。
――― 言葉も出ません。
2ヶ月空洞のようでした。
「頑張って」と笑顔で言う余裕が私にはないよ。つらいことばかりが襲ってきたひとたちになんて言っていいかわからないよ。
でも行かなきゃ。
笑わなきゃ。
歩かなきゃ。
食べなきゃ。
もう一度会わなきゃ。
そこに立って、湧き上がる思いを伝えなきゃ。
私の大好きな海が悲鳴を上げている。青い涙をいっぱいためて、そこで待っている。
なぜあんなに荒れ狂ったの?
海のそばで海を愛して生きてきた人たちをなぜ??

いま思い出す夏休みの思い出は、優しかったあの海です。
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