
縄文さんにお誘いいただいて、東銀座の東劇ビルで行われました、『毎日かあさん』 の試写会に行ってきました♪
かの数ある列伝を誇る(?)西原理恵子さんの自叙伝マンガを映画化したお話です。
(関係ないけど、岩井志摩子さん、中村うさぎさんなどサイバラさん周辺の猛女はすごく面白い(`∀´)。)
サイバラさんのマンガはパパ殿が大好きで借りて読んでいましたが、秘境の旅ドキュメントも、麻雀記も日常もかなりのインパクトです。
絵自体は可愛らしい系に入ると思いますが、やはりあの叫び顔が強烈(笑)

今作でもアニメMIXの映像がたびたび出てきて、作品の中の世界観を奥深くしていましたよ。
ただ、カモシダさんとのエピソードはいろんなところで見聞きして知っていたので、実際映画を見る前に心づもりをしていったものの、うるうると何度もしてしまった・・・

でも、たぶんサイバラさんサイドの希望があったんでしょうね。
本当はもっと重い内容になったところを、笑えて楽しくそしてホロリとなる、温かい作品に仕上がってました。

なにがスゴイってキャストだよね。
キョンキョンと永瀬正敏。

元・夫婦。
元・夫婦が元・夫婦の愛情を 家族のかたちを、表現するんだから・・・
超複雑な気持ち・・・。
離婚届を差し出したときの表情。
12kgもの減量をした闘病シーン。
玄関の靴を写真に収めるシーン。
どれも複雑・・・劇場で見逃さないで見てくださいね。

6歳の長男と4歳の長女がまた子どもらしくって、あるある!というシーンの連続です。
かあさんの心のぼやきもあるある!だしね~。
サイバラさんのお母さん役の庄司照枝師匠も高知弁がすごく良くて、自分の母と照らし合わせたりも。
1シーンしか出ないチョイ役だって、有名な人ばかりで驚きました!
夫婦ってむずかしい、
夫婦って 家族って あたたかい。深くて大きくて馬鹿げてて楽しくて・・・
そんないろいろが詰まった作品。
私も“毎日かあさん”なんだけど、
毎日ちゃんと“かあさん”してるのかな・・・。
そんな風に胸がしめつけられました。

たびたび出てくる心象風景にもつながる海が、私の大好きな三浦の海でした。
大好きなものに囲まれて過ごすバタバタは
幸せな毎日。

「お母さん一人になりたいナ」なんて、言ってごめんね。
かあさんを“かあさん”にしてくれている、あなた達に感謝・・・。

エンディングで流れる異国のショットは、そうかな?と思いましたが、やはり鴨志田さんご本人の写真。
生きているんだなぁ鴨志田さんは。サイバラさんの世界の中に。
そして永瀬さんの写真にも注目です。
『泣いてるヒマがあったら、笑おう。』
きっと泣いてたサイバラさんに誰かがそう言ってくれたから、
サイバラさんもみんなにそう言いたいんだと思う!

すっごく良かったよー。縄文さんありがとう

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