ブロガーズ・ラウンジ様から招待いただき、先日ストリングスホテル東京インターコンチネンタルで行われました、気象キャスターネットワークさん主催の「気象予報士セミナー」に参加してまいりました
7月になったばかりというのに、暑い暑い・・・
大塚製薬さん共催ということで、テーブルにはもちろんポカリスエットが
セミナーは「厚生労働省の熱中症予防対策の新指針に関して」と銘打たれた内容。
講師は気象業務支援センターの村上 貢司さん、産業医科大学の堀江正知教授、桐蔭横浜大学(って俊輔のいた学校?)の星秋夫教授です。
会場には、新聞・報道関係の方がたくさんで、テレビでお馴染みの森田キャスター始めお見かけしたようなお顔もちらほら。
まずは都市の暑さ環境と今夏の天候についてです。
地球温暖化により、日本の平均気温はここ100年の間に1℃も上がったことをご存知ですか? それも念の平均なら1℃ですが、5月なんかは1.5℃も上がったのだそうです
こうしたヒートアイランドの原因として考えられるのは、都市中心部の高温、冷暖房や車の排ガスの人口熱、ビルや舗装道路の放熱、大気汚染、樹木などの蒸発・気化熱の減少、高層ビルによる風の遮断などだそうです。
確かに近年の暑さは、比類を見ない! ほんっとーに暑い!
ちなみに1994年の記録的猛暑だった8月3日は、東京39.5℃という高温をはじき出したそうです。もう体温より熱い、高熱状態だったわけです((((((ノ゚⊿゚)ノ
一昨年の夏にも、朝5時にはすでに30℃越えの猛暑だったのですよ~ うーんヒートアイランド!
予想される今年の夏はと言うと、全国的に平年並み、8月は晴れの日も多いが、雷雨の危険性もあるとのこと。天気は良くないのに気温が高く、蒸し暑い夏になりそうらしいです。
そうなると危ないのが熱中症
熱中症は頭痛、吐き気を催すものから重症化すると意識障害を起こし、内臓が破壊され死に至るものです。気温だけではなく、湿度、放射熱のなさ、風のなさなども関係してきます。なので、対策のめやすとしては気温ではなく、WBGTという計測方法が昨今は用いられているようです。
スポーツや労働中の大量発汗による熱中症被害も多いので、失った水分やナトリウム(塩分)の補給が必須だそう。
それは人間の命が海からできた証拠、細胞は生きていることの証とのこと。
産業医の指導のもと、熱中症予防に、ドライ梅干しや塩、ナトリウムを含むドリンクを常備する企業も多いのです。
あとは風通しの良いメッシュの作業着やヘルメット、首に巻く保冷バンダナ(これこれモニターで使ってます!)が有効ですね。
そして市販の飲料でもっとも優秀なのが「ポカリスエット」。100ml中に49mgもNa+が入っています。
ちなみにK社のスポーツドリンクには44mg、C社は34mg、S社にいたってはスポーツ系に見せかけて実はNa+は0という結果も
夏休みにも入ったことですし、これからは自分だけではなく、子どもや家族の熱中症にも注意しながら夏を楽しんでいきたいと思います。
本当に勉強になったセミナーでした。
会場を出たらこんなに強い日差しが
ブロガーズラウンジさん、気象キャスターネットワークさんどうもありがとうございました
おみやげ