京の冬の旅   を  ご存知ですか?

その年の大河ドラマにゆかりのあるお寺や美術品などを、取り入れたコースを楽しむことのできる

しかも  普段は非公開なとっておきの場所をみせていただけます

 



あたしが、是非ともみたかったのは

棟方志功さんの襖絵

園林堂(おんりんどう)

と呼ばれる持仏堂(非公開)に納められています


 この建物があるのは

東本願寺さんの飛地境内になる

渉成園(しょうせいえん)のなかにあります

四季のお花が植えられている大きなお庭になります

この季節は  くちなしの実がたくさんなっていました


一年生のガイドだったとき

京都教習の折に一冊のガイド原稿を暗記するという

とてもたいへんな時間がありました(涙)

あんなにがんばったのに…

もうすっかり記憶は駄々漏れて…あははん

そんな断片的な記憶のなかで

この「渉成園」の御案内の一節

「周りにからたちの木が植えられていたことから  枳殻邸と呼ばれております」

この「キコクテイ」という名詞がずっと何十年も気になって仕方なかったのと、いちどいってみたい場所でもありました。


棟方志功は、子供のときから、不思議な絵を描く人

のイメージ(笑)

東京にすむおばちゃまが里帰りのときお土産に必ず持ってるくる  新宿中村屋やさんの羊羹の包装紙が

棟方志功の絵だったのよね

変な絵~って、ずっとおもってた

でもずっとずっと気になる画家さんでした


ガイドのお仕事をしているおかけで

戦時中に、志功一家が富山県に疎開をしていた

家を見学したことごありました

壁や床ありとあらゆるところに絵が描いてあった

その富山に疎開をしていたときに

浄土真宗とご縁をもたれたんだそうです


行きたかった場所と棟方志功の筆を間近でみれる

ちょうどおやすみだったぼっちゃまにも声をかけて

出かけた京都でした。


毎年、選りすぐりのコースを揃えている
京の冬の旅は  とってもおすすめです