会社員だった頃。
私はずっと
「楽をするために」後輩を
育てていました。
そもそもの仕事量が
多かったということも
あるんだけど、
自分が全部やるより、
任せられる人が増えた方が
絶対に楽だからね。
だから、
自分が背中を
見せられるところは見せて、
苦手なところはお任せしてw
少しずつできることを
どんどん増やしてもらって。
そんな感じで
後輩を育てていました。
そしたらどうなったと思います?
育った後輩が
どんどん引き抜かれていったのよ。
(上司が引き抜きから守ってくれなかったというのもある)
「クッソまたか…!!」
「私が育てたのにーーーーー!!!!」
ある日、同僚に言われました。
「お前、マジで牧場だな」
他人事だと思って
うまいこと言いやがって😭
人材が育って
どんどん出荷されていく牧場…
いや、本当に
笑いごとじゃなかったんですよ。
だって、たいていは
私のチームの人員の純減だったからね。
当時の私は
悔しくて悔しくて
ブチ切れてました。
そんで、最後の方は
「人事部にカチコミに行かせてくれ」
と言って、先輩にドン引きされてた。
(みんなカチコミってわかる?)
いや、だって、
私が育てたのに!!
もちろん、
異動する本人には
「ここでやっていけたんだから大丈夫だよ」
「応援してるね」
なんて言ってましたけどね。
大人ですからね。
まぁ、いま振り返ると。
あれは
私の才能だったのです。
人の可能性を見抜いて、
いい感じに
成長や変容を促して、
現実で動けるレベルまで
引き上げること。
私は
0→1を作る人というより
才能ある人を
覚醒させて羽ばたかせる人
だったんですよね。
だから、
後輩がめちゃくちゃ
伸びていた。
そして、
伸びた人材は
当然、他部署から見ても魅力的で、
引き抜かれる。
私は「覚醒装置」だったわけです。
長いこと生きてると、
同じような事象が
繰り返されることがありますよね?
理由はだいたい3パターンあって、
そのうちのひとつが
才能は「悩みの形」で現れる
ということなんです。
私の場合
「後輩が引き抜かれる」
という事象は
当時は本気でただのストレスでした。
でも、
その事象のなかに
私の能力が
そのまま現れていたんですね。
人って
自分が当たり前に
やっていることを
才能だと思わない。
むしろ
「なんで私ばっかり?」
と思うできごとのなかに
才能が隠れていることが多い。
私の「牧場」みたいに、
当時は呪いのように感じていたことが、
いま私が
いちばん好きな仕事になってるんだから、
人生って本当に面白いよね。


