昨日は仕事が休みだったので、ずっと楽しみにしていた「薬屋のひとりごと」を1日中読みました。

この作品は、後宮を舞台に、薬師として働く少女・猫猫(マオマオ)が様々な事件を解決していくというミステリー小説です。

主人公の猫猫は、薬草や薬理に関する知識と推理力は一流ですが、人間関係には疎く、天然ボケな性格ゆえに周囲を振り回してしまうことも少なくありません。そんな猫猫が、後宮という複雑な人間関係の中で様々な人と出会い、成長していく姿は、とても魅力的です。

また、美貌と知性を持つ宦官・壬氏(ジンシ)とのコミカルなやり取りも、本作の見どころの一つです。最初は猫猫を冷たく突き放しますが、彼女の真面目で優しい性格に徐々に惹かれていきます。また、猫猫も壬氏の冷徹な一面の裏にある優しさに気づき、次第に心を開いていきます。

昨日は朝から晩まで、猫猫と一緒に後宮を駆け回り、事件を解決していくような気持ちで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

登場人物が多いので分からなくなると、「薬屋のひとりごと」相関図をチェックしながら読むといいです。

この作品は、ハラハラドキドキのミステリー要素と、猫猫と壬氏のコミカルなやり取りが魅力的な作品です。後宮を舞台にした独特な世界観も楽しめるので、ぜひ一度読んでみてください。