身長計に乗るのが好きではありませんでした。中学の頃からずっと後ろから数えた方が早くて、大人になってからもその数字はほとんど変わらないまま。誰かと並んで写真を撮るたびに、無意識に少しつま先立ちになる癖がついていたくらいです。
そんな私が本気で身長のことを考えたのは、就職活動のときでした。志望していた職種に身長の目安があると知り、あと少し足りない現実に落ち込んだのを覚えています。そのとき偶然目にしたのが、身長を伸ばすことにアプローチした施術の存在でした。正直、大人になってから身長が変わるなんて半信半疑でしたが、藁にもすがる思いで通ってみることにしたんです。
初回のカウンセリングでは、身長が伸び悩む理由が単なる骨の成長ではなく、日々の生活で関節同士が詰まってしまっていることにあると教わりました。姿勢や座り方の癖で背骨や骨盤まわりが圧迫され、本来の高さが発揮できていない状態なのだそうです。施術では、関節の間を広げるように丁寧にアプローチしてもらい、終わったあとは背中がすっと伸びるような感覚がありました。
驚いたのは、その日のうちに数字として変化が出たことです。身長を測ってもらうと、施術前より1センチ近く伸びていて、自分の目を疑いました。翌日以降も鏡に映る姿勢が変わり、猫背気味だった背中が自然とまっすぐになっていたのも嬉しい発見でした。
それから面接本番までの間、何度か身長伸ばし整体に通い続けました。回数を重ねるうちに少しずつ数字が積み上がっていき、最終的には自分でも納得できる身長で本番に臨むことができました。身長伸ばし整体は、コンプレックスをただ隠すのではなく、根本から向き合わせてくれる時間だったように思います。今では堂々と実寸の身長を名乗れるようになり、あの頃の自分に教えてあげたい気持ちでいっぱいです。
- 前ページ
- 次ページ