こんばんは、チャリンコです。
今年新成人になられたみなさま、おめでとうございます。そして、よろしくお願い致します。
チャリンコの成人式の時の話。
京都の大学だったので、アルバイト先で出会った友達の稼業が西陣織をなさっていて、
「私のだけでなくってチャリンコちゃんの着物もあつらえてくれるって、おかんがゆーてるから、用意しておくね」
レンタル料なんかもいらないと言ってくれていました。
そして成人式当日。
太った体、外に出ることが辛くて仕方がなく、着付けの時間になっても、私は布団にうずくまっていました。
アパートの電話が何度も何度も鳴っていたけど、出ずに、ただただ電話が鳴りやむのを待っていました。
翌日、アルバイト先で友達に「ごめん、体の調子を崩していて・・・・」と謝りました。
友達は、なんとも言えない表情をしていました。
友達にとって、大事な一日だったのに、こんなふうにしてしまった自分に怒りの気持ちでいっぱいでした。
そして親から電話があって「成人式どうやったん?」と聞かれて「めんどくさいから行かなかった」と返事をしたことを覚えています。
一生に一度しかない機会をこんな形でフイにしたことを、今でもこの日になると後悔します。
勝手なことしとったなあと思うけれども、かといってその時の自分を責める気持ちもないです。
こういった経験が、人の助けがあって経験できたことを、今一度感謝したいと思います。
本当にごめんなさい。そしてありがとう。