呼吸が浅い原因は、もしかすると“ 筋肉 ”の柔軟性が原因しているのかもしれません!!
通常は、吸う息で肺が膨らみ肋骨が広がることで深く呼吸を取り込むことができるのですが、肺や肋骨を含む胸周辺の筋肉が硬く柔軟性を失っていると、息を吸おうと思っても筋肉が伸びないので十分に呼吸を取り込めないということがあります。
そのためプラーナヤーマ(呼吸法)を練習する際には、胸、脇腹、背中など胸周辺の筋肉の柔軟性を高めるようなストレッチを取り入れることで、より深い呼吸を意識できるようになります。
ヨガのアーサナ(ポーズ)では、
・猫のポーズ(マルジャリアサナ)
・コブラのポーズ(ブジャンガアサナ)
・かんぬきのポーズ(パリガアサナ)
・ねじりのポーズ(アルダマッチェンドラアサナ)
などのアーサナ(ポーズ)等で胸周辺の筋肉を和らげてから、プラーナヤーマ(呼吸法)を練習してみるとより深い呼吸を感じられると思いますよ。
アーサナ(ポーズ)を練習する前に、一度呼吸の観察を行ってみましょう。そしてアーサナ後にも同様に呼吸の観察をしてみて、アーサナする前と後で体や心にどの様な変化を感じられるのか体感してみてください。
呼吸の観察では、
・息の吸いやすいはどうか?
・呼吸の深さ、長さはどんな感じなのか?
・呼吸が体のどのあたりまで入っている感覚を感じられるのか?
・息を吸うことでどこが広がり、吐く息で体のどの部分の緩みが感じらるか?
・現在の心の状態や気持ちはどんな感じなのか?
・体温はどうなのか?手足やお腹まわりの温度は?
・体の痛みや違和感はあるのかないのか?そして、それはカラダのどの位置で感じるのか?
など、頭から指先、足先まで体のパーツごとに意識を向けてみて、焦らずゆっくりと観察をしていきましょう。
毎日観察していくことで、少しの変化をも感じられるようになってきますよ。