プリウレ・ド・サン・ジャン・ド・ベビアン 2001 | ひざまずいてのんでます

ひざまずいてのんでます

日々飲んだワインの自分用メモ 最近はイタリアに傾倒気味

確かヴィノスやまざきで4000円くらいで買った記憶がある。
グルナッシュ主体、シラー、ムールヴェードル、などのヌフ・ドゥ・パプブレンドですね。


深いルビー。黒。エッジはやや紫がかって熟成を感じさせます。
ディスクや足を見ると粘性はそれなり。

とにかく、凝縮感を感じる。
ラングドックとか今まで一回しか飲んだことないんだけど、すっごいパワフル!!
酸が弱く、濃厚で一瞬残糖を感じるような、PP系の味わいではあるけど……
10年熟成してさ。この味わいですよ。フィネスに欠けるかもしれないが、これはこれで不味いとは言えない。
体はこれを美味しいといってます!!

カシス、チョコレート、バニラ、ミント、鉄(……タール?)ミネラル系も鉱物も、黒胡椒、ローストした肉、
あまり果実の甘さが前面には出てこない。
スパイスはアルコールの感じと共によく感じる。


熟成で味わいに一体感はでている。
タンニンはしっかり溶けているが豊かさはわかるし、厚みのある味わいに、滑らかな口当たりを与えている。
酸は弱い。新世界のワインのよう。
アルコールはギスギスするような感じはないが、ぴりぴりとした軽い鋭さを持っていて、スパイシー。
余韻果実の味わいともに、ほろ苦さが残る。



つかれるので3日間で飲んだのですが。
3日目が一番落ち着いていて美味しいかなー。
香りは二日目のほうが良かったけど、味わいが良くまとまっている。
初日はまだまだ暴れるような感じがあったけど、落ち着きました。
特に豊かなタンニンから来る口当たりの滑らかさがよく感じられます。
余韻も長くいいですね。非常に美味しいです。