【是れが氣魄の源なり】
平時(へいじ)喋々(ちょうちょう)たるは、事に臨んで必ず唖(あ)。平時炎々(えんえん)たるは事に臨んで必ず滅(めっ)す。 (中略)平時は大抵(たいてい)用事(ようじ)の外(ほか)一言(いちげん)せず、一言する時は必ず温然(おんぜん)和氣(わき)婦人(ふじん)好女(こうじょ)の如(ごと)し。是(こ)れが氣魄(きはく)の源(みなもと)なり。慎言(しんげん)謹行(きんこう)卑言(ひげん)低声(ていせい)になくては大氣魄(だいきはく)は出(で)るものに非(あら)ず。
【読み】これがきはくのみなもとなり
【出典】安政六年二月下旬「諸友(しょゆう)あて書翰(しょかん)」
【訳】日ごろぺらぺらとしゃべっている男は、いざという段になると尻込みして、黙ってしまう。日ごろ勢いのいい男は、いざという段になると、その勢いが消えてしまう。 (中略)日ごろは、だいたい用事がある時以外は、しゃべらない。しゃべる時には必ず、穏やかに、和(なご)やかに、まるで婦人やよき女性のようにする。これが氣塊の根源である。言葉を慎み、行いを慎み、へりくだった言葉、小さな声でなければ、大きな氣塊というものはでるものではない。
吉田松陰 一日一言~ 魂を鼓舞する感奮語録 ~ 致知出版社
自分勝手な考えは、人生の本当の意義と矛盾することを知らなければならない。
友達と昨日富山で一升飲んだという以前にお世話になっていた派遣会社の人当たりの良いベッピンさんのアヤカさんとLINEを交換しておけば良かったと、少しばかり後悔した朝。
とても愛想の良いミホさんが前乗りで、レンタルサイクルで、2時間掛けて出掛けたり、後泊で最寄りの温泉に行ったように、観光を楽しむ氣分にもならず、早々に帰途に着いた午前中。
ガラガラの新幹線に乗っていたところ、全席指定と言われて、余分な料金を取られた昼下がり。
鉄オタの憧れるサンダーバードで湖西線を下りながら琵琶湖を望む氣にもならずに、ウトウトしながら帰路に着いた午後。
特定の市の申請サポートで欠員が出ていたというのに、自分に声が掛からなかった事から、外されたと自覚するしかなかった夕暮れ時。
サトシさんから指摘されていた通り、往復4時間の通勤は電車が遅延して、ギリギリ間に合った事でも無理があり、先日認知症の方に絡まれた事で、信頼を失った事が致命傷になった夜。
案の定飲食店の調査件数は激減していて、不採用となり、早く見切りをつけて正解と思えた一日。