シーズン終了! | フットサル日本代表 府中アスレティックFC 渡邉知晃オフィシャルブログ「Valuable Things」Powered by Ameba

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こんにちは!

土曜日をもって中国フットサルリーグのシーズンが終了しました。

結果は、

カップ戦優勝
リーグ戦2位

という結果になりました。

カップ戦は優勝することができましたが、リーグ戦を優勝することはできませんでした。

外国人選手としては、優勝に導くことができなかった責任を感じています。

ただ、結果は結果として受け入れたいと思います。

初の海外生活であり、初の海外でのリーグ戦を経験しました。

本当にたくさんのことを経験することができました。

文化の違い。

そして、ここに書けることも、書けないことも。

言葉の通じないチームメートとフットサルをすることの難しさも感じました。

ただ、それら全てを含めて海外ですし、この経験というのは今後に必ず生きてくると思います。

人間的にも成長できたと思います。



今シーズンを振り返ると、本当に長かったです。

思えば2015年の4月6日に府中で始動し、中国リーグ終了が2016年4月23日。

約1年以上に渡るシーズンでした。

今シーズンは名古屋から府中に移籍し、オーシャンカップでは優勝することができ、そのまま中国の大連に移籍、最初のカップ戦では優勝し、そこからは代表活動があったため、日本と大連を行き来する生活。

そして、アジア選手権を経て中国に戻り、残りのリーグ戦を戦い、今に至ります。

中国国内のアウェイの移動は飛行機乗り継いで行くような遠い街もあり、本当にたくさんの回数飛行機に乗りました。

そして、日本と大連を何往復したかわかりませんね。



ただ、今シーズンの最も大きな出来事と言えば、日本代表として臨んだ、アジア選手権でワールドカップ出場権を逃したことです。

フットサル界に関わる全ての人にとって大きなショックを受けた出来事だと思います。

あれから約2ヶ月が経ちますが、正直、僕自身完璧に受け入れられたかというと、そうではありません。

やはり、この大会にかけてきた思いというのはありますし、ワールドカップは最大の目標でした。

しかし、プレーオフに関しては、インフルエンザになってしまい、出場することすらできませんでした。

もちろん体調管理をしっかりできなかった自分の責任です。

そして、メンバーのみんなにも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

ワールドカップに導くようなプレーができませんでした。

これも自分の力不足以外のなにものでもありません。

ただ、やはりワールドカップに日本が出場できないという事実を、現実を、受け入れたくない自分がいます。

アジア選手権からの帰国後は、中国に戻って残りのリーグ戦を戦ったのですが、どこか目標を失った喪失感により、抜け殻のような自分がいました。

もちろん試合では全力を尽くしましたが、目指すべきもの、明確な目標が見えない中での、トレーニングや試合に違和感を覚えていたのも事実です。

ただこなしているような感覚。

これが正直な気持ちです。

早く切り替えなければいけないというのもわかっていますが。

ただ、大連という異国の地で一人での生活ということもあり、自分自身と向き合う時間は嫌という程ありました。

そこでわかったことは、日本代表、そしてワールドカップに懸けていた自分の思いの大きさでした。

その大きさが大きいゆえに、なかなか完璧に切り替えられずにいたのだと思います。

それを再認識させられました。



日本では3月にシーズンが終わり、オフを挟んで、金曜日からは新生フットサル日本代表の親善試合もスタートしました。

新しいメンバーも入り、またスタートを切ったフットサル日本代表。

ベトナム戦は大勝でしたね。

ウズベキスタン戦は引き分け。

中国で録画放送を見ましたが、素晴らしい試合だったと思います。

今まで自分が居た場所の試合を、外から見るという不思議な感覚の中で、試合に見入っていました。

アジアでの日本の強さを見せれた試合だったと思います。

フットサル日本代表は強いです。

世界でも戦えると思っていましたし、信じていました。

その強さを国内で、日本の皆さんの前で、前回ワールドカップベスト4のコロンビア代表に2連勝し、証明することもできました。

でも、それでもアジア選手権では勝てなかった。

そこの狭間に、きっとなにかがあるのだと思っています。

足りなかった何かが。

また一つずつ、階段を登っていくしかないと思います。



オフになったので、まずはゆっくりと身体を休めたいと思います。

このオフの期間に再度自分を見つめ直し、新たな目標を見つけたいと思っています。

今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。

異国にいるにも関わらず、気にかけてくれた、たくさんの皆様に感謝申し上げます。







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では、また~パー