「ちょっと今から仕事やめてくる」見に行きました
ストーリー
激務により心も体も疲れ果ててしまった青山隆(工藤阿須加)は、
意識を失い電車にはねられそうになったところを
ヤマモト(福士蒼汰)と名乗る男に助けられる。
幼なじみだという彼に心当たりのない隆だが、
ヤマモトに出会ってから仕事は順調にいき明るさも戻ってきた。
ある日隆は、ヤマモトが3年前に自殺していたことを知り……。
映画のメイキングの動画を見たのですが、
撮影の5カ月前から、監督から演技の指導を受け、
その時の感情などを事細かな指導を受けて、
繊細に作り込まれた作品なのだということを知りました。
福士さんは、大阪弁を芸人さんからみっちり指導され、
すごく自然でいい感じでした。
工藤さんも とても真摯に熱演していて、好感度が上がりました。
ヤマモトが発した
「人生は誰のためにあるものだと思う?
自分と自分を大切に思ってくれている人の為にあるものなんだ」
という言葉か印象的でした。
包み込んでくれるような優しくて力強い言葉だなって思いました。
仕事 は、 生きる上でとても大切で大きい存在であるけど、
その仕事が、その人らしさを奪ってしまっては本末転倒。
ともみも昔、バカまじめで隆と同じく、
なんとなく 辞める=逃げる と思ってしまったのですが、
辞める=自分らしさを取り戻して前に進む
という風に捉えることが出来ました。
一人で乗り越えるのでなく、
誰かが見守ってくれることが、
力になることを教えてくれた作品でした。