「ジャージーボーイズ」借りました
ストーリー
ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは、
その掃きだめのような場所から逃れるために歌手を目指す。
コネも金もない彼らだが、天性の歌声と曲作りの才能、
そして素晴らしいチームワークが生んだ最高のハーモニーがあった。
やがて彼らは「ザ・フォー・シーズンズ」というバンドを結成し、
瞬く間にトップスターの座に就くが……。
アメリカのポップスグループ、
ザ・フォー・シーズンズの光と影を数々の名曲と共に映し出す。
仲間と家族との葛藤 も 赤裸々に描かれていました。
音楽史に刻まれている名曲、成功とは裏腹に、
それぞれに家庭や人間関係、金銭面にいろんな問題を抱えていて、
順風満帆ではない衝撃的な真実が明かされていきました。
悪だった青年達が、スターになっていくサクセスストーリーは、
ちょっと危なっかしくかったです。
特にトミーは、メンバーの中でも かなりの問題児で、
後々莫大な借金が明るみになり、
解雇寸前になってしまうのですが、フランキーの情深さに救われます。
しかし、この事が、原因で 仲間の マッシ が、
グループを辞める事態になってしまいましたが．．．．
ジャージー式の契約が、
握手 というのも 信頼と情を重んじるというのが、
人としての暖かみを感じるエピソードでした。
後半に フランキーの娘が亡くなってしまったのは、
とても切なかった．．．
仕事が忙しくて、なかなか一緒に過ごすことができなくて
やっと通じ合えると思った矢先だったのに．．．
仕事では、成功を遂げたけど、
私生活では、とても悲しい運命を辿ってしまった．．．
「君の瞳に恋してる」は すっごく心に染みました。
とても大好きだった曲ですが、もっと好きになりました。
とにかく この作品の肝は、歌ですね。
歌のシーンは、本当に癒されて、魂が揺さぶられます。
物語を一層 奥深いものにしていきました。
素晴らしい楽曲と愛おしいボーイズ に 拍手！！
お薦め度 ★★★★☆
※あくまでも個人的な見解ですので、
満足度を保障するものではないので、
あらかじめご了承ください。