１．律音○と納音△が2重に付いている場合はどの様に解釈をすればいいのでしょうか？
２．天中殺×と天剋地沖××が重なって×××はどう見たらいいのでしょうか？
この様なご質問を頂きました。
有難う御座います。
お答え致します。
１．同日に律音○と納音△が重なって居らっしゃる方がいます。
この様な方は、宿命納音を持っていらっしゃる方たちです。
自分の陰占の中に正対する干支を持っているからです。
例えば生まれた日（日干支）が丙子
生まれた月（月干支）が丙午、もしくは丁未を所有されている場合はカレンダーの印が律音○にもなり、納音△にもなるからです。
普通の命式の方はカレンダーの印も実にシンプルで、重なる事があまりないかもしれません。
しかし、宿命中殺や納音、天剋地沖を所有される方にとっては、同じ日にいくつかの印が重なります。
この様な命式の方は通常よりも今世において学べる要素や課題が多いと言う事が言えますね。
これも「個性」です。
同日に○と△が重なる日は、自分自身の精神上の決意や自己内観にとどめ、現実面での行動で大きく出ない方が良いでしょう。
あくまでも傍観者的な立ち位置にいることで、気が付く事や学べる事が多いからです。
「律音」とは、中庸の事を言っています。前でも後ろでもない、真中です。
だからこそ、自分自身を見つめ直すには良い日と言う事なのです。
天中殺×と天剋地沖の××が同日に重なると三重の×の印になります。
天中殺の現象を天剋地沖の現象があります。
いずれにしても、物事の発展や前進は望めません。
じっと我慢の子が良いですね～
・・・と言っても家から一歩も外に出てはいけないと言う事では御座いません（笑）
普段よりも周囲に注意して過ごされたら良いでしょう。ストレスフルです。
新しいスタートをする時ではない天中殺×と、分離、崩壊の天剋地沖××が重なると言う事は、受身でいつつも、現象面で離れ行く物事は固執せずに手放すと言う気持ちが大切ですね。
自分にその現象が現れなくとも、周囲の人の言動や出来事を見させられるという事もありますよ。
たとえば、自分の眼の前で、いきなり他人同士のけんかの場面に遭遇した。
物事の解体、分離を見させられる。
交通事故の現場を見かける。
等です。ひと呼吸置くべき日ですので、
そこから自分は何を学ぶか？と言う事です。
宿命カレンダーをご購入頂きました皆様にも、是非参考にしてみて下さいね。
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