朝露を 階段にする時も

壊さないように そっと

あなたは、要らない
(★注)『五歳児の大人』でいたい方は、読まないで下さい)

五歳児の大人の親代わりをして 自分を見失って
何が苦しいのかもわからないまま 病院に行って

五歳児の大人になってしまった わたし自身の言葉を
砂を掘り起こすような思いで 必死に取り戻しました

あれは蟻地獄でした 先のみえないトンネルより酷かった
それでもわたしは 自分のために砂を取り除き続けました


蟻地獄の中に 喉から手が出るほど欲しい愛がありました
どんなわたしでも受け止め受け容れ 愛される無償の愛が

本来は母親からもらえるはずの愛が わたしにはなかった
認めるのが辛かったから そんなものないことにしました

なければ求めなくていい 自分を守るために選んだ
涙ごと砂に埋めて そんなものないと決めたんです


だけどそれは嘘だから 他では代えられないから
いろんな不調になって 病院に頼るしかなかった

まさかそれが両親と関係があるなんて 思うわけなかった
初対面でどうしてわかるんだと 超能力者じゃあるまいし

それでも薬なしでのびのびと生きたくて 本当にできるなら
そして7年間もかけて 自分の想いと言葉を取り戻しました


それでも言えなかった いつか両親もわかってくれると
五歳児の大人も 年齢相応になって親になってくれると

だけど無理だった もうわたしの名前もわからない老人
わたしの知らない天国で 他人に支えられて生きている

五歳児の大人の夢が 赤ちゃんに戻ることなのは識っていた
それが魂の望む学びなら たとえ両親でも尊重したいと思う


わたしの名前がわからなくなる前に 面と向かって言った
もう親代わりはしない 夫婦仲のことは自分達で解決して

あれが本当の意味での親離れだった 自立する覚悟を決めた
嫌われても捨てられてもいいから 五歳児の面倒は卒業する

面と向かって言った時 わたしも五歳児の大人を卒業できた
自然の中に入って 少しずつ 歳相応に向かって歩いている



だからもう金輪際 五歳児の大人の面倒は見ない
五歳児の大人は 自分で大人になるしかないから

誰かに手を引いてもらって少しずつなんて どれだけ迷惑か
相手の迷惑がみえなくなるほど 無償の愛を求めているから

わたしがそうだったから 気持ち悪い
見守りも要らない あなたは要らない


あなたの人生に わたしを巻き込まないで下さい
あなたの幸せは あなたが自分で見つけて下さい

わたしの人生に 五歳児の大人は要らない
自立した歳相応の大人と 自由に歩きたい

わたしは 自分のために生きたい
自分の面倒は 自分で見て下さい




この記事を読んで下さっているあなたへ
 
本日の物語は「あなたは、要らない」
ここではあなた=五歳児の大人のこと

『五歳児の大人』というのは、加藤諦三さんの造語
幼少期に母なるものへの願望が満たされていない人

わたし自身もそうだし、わたしの両親もそう
わたしの両親は、わたしに求めていたんです

こどもは妹ひとり、わたしはみんなのお姉ちゃん
わたしの弱さゆえ、断りきれなかっただけでした

昨日たまたまこの本に出合って
両親もそうだったと思いました

読む前から、何となくわかっていて
親の親代わりしている自覚もあった

だけど、本になるようなことだったんだなと
精神科医の先生は、超能力者じゃない(笑)

五歳児の大人が、生き辛さから抜け出すためには
母なるものへの願望を捨てる(諦める)しかない


ただ捨てる(諦める)のではなく、自分で叶える
自分の力(強さ)を信じて、少しずつ叶えてゆく

その過程に、誰かを巻き込まない
病院やプロに頼るのは、途中まで

自立が怖いから、弱者や被害者として守られたい
その甘えを悪用しない人に、寄りかかっていたい

それは恋愛でも見守りでもなく依存(執着)
わたしはもう、巻き込まれるのは卒業します


動植物と友達になること


わくわくに他人を巻き込まないこと

誰かと一緒に、並んで手を繋いでというのは
五歳児ならそれでもいいけど、大人には無理

五歳児同士で仲良くするか、自分が大人になるか
どちらを選ぶにせよ、自分で選ぶしかないのです



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お気に入りの一着はこれ!
 
 
竹布の白無地Tシャツ
軽くて、動きやすい!
 
真夏になると、何となく白無地Tシャツの気分♪
ただし、あさんぽでは、長袖パーカーを羽織って
 
 
水面に近いところは、特に蚊がすごくて(泣)
長袖着ないと、痒くてやっていられないのです
 
木の実も色づいてくるように、いつか蚊もいなくなるけど
お部屋の中では、半袖白無地Tシャツを愉しみたいです★

 
 
本日のテーマ曲は
清水翔太「Curtain Call feat.Taka」
 

 

「何でこんなことしているんだろう」とか

「本当の居場所はここじゃないはず」とか

 

こころの片隅で否定しながら

稼がなきゃいけない時もある

 

叶えたい夢のために

行きたい道のために



その時は押し潰されそうになってしまうこともあるけど

稼いで叶えた時「あれも必要だったんだ」と思えるから

 

信じなくてもいい

留めるだけで十分

 

「あの時も頑張れたから」という道があれば

その先に続く未知も前を向いて歩いて行ける

 

 

 

青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線

 

★意味なし付録:本日のネコ先生

実物より、影が大きくなることって、あるでしょ?

怖がってもいいけど、愉んでもいいんじゃない?
 
の巻
 
青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線青線水色線
 
 
 
★追伸:わたしの半分へ

4年前は、わたし自身が五歳児の大人
あなたに親代わりを求めていた(汗)

今のわたしがあなただったら、即刻逃げたい
こどもの面倒を押し付けられて、愛じゃない

わたしが守りたいものは

あなたとの○でひとつだ

 

あなたとわたしひとつの

あの眩しいオレンジ色だ



あくまで詩の世界は

あなたと繋がる手段

 

想い届ける道具にすぎない

詩自体が大切なのではない

 

 

あなたの存在

あなたの笑顔

 

いつもそれと繋がっていたい

いつもこころは重ね合いたい



ねぇHIRO


本当に愛していたら

消えることもできる


自分が嫌われていることも受け容れて

姿を消すことさえできるのが本当の愛


いつか一緒にも要らないし、見守りも要らない

完全に消えてしまうことが、愛の時もあるよね


今ならわかる

自由でいよう




なーんて


ではでは

佳い日を